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2006年6月18日(日)

11R
2006年6月18日(日)
京都
15:45発走

マーメイドステークス GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 シールビーバック
2 2 サンレイジャスパー
3 3 スプリングドリュー
3 4 オリエントチャーム
4 5 トウカイラブ
4 6 プリモスター
5 7 フィヨルドクルーズ
5 8 ライラプス
6 9 マイネサマンサ
6 10 プリンセスグレース
7 11 レクレドール
7 12 マリアヴァレリア
8 13 ソリッドプラチナム
8 14 ヤマニンシュクル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=9 14=11 14-5 14-10 9=11
綾恵 14=8 14=9 14-7 14-10 8=9
山田 2=13 2=12 2=8 13=12 13=8 12=8
たま 7=14 7=8 7=9 7=10 7=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はヤマニンシュクル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.5
前走のヴィクトリアマイル(G1)では,道中控えて直線勝負に懸けるも,いつもの弾けるような末脚が影を潜め,0秒8差の7着に終わった。それでもやや馬体に余裕があり,能力全開できなかったことを考慮すれば仕方がなかった面も。今回はエアメサイアら一線級メンバーが不在な1戦なのに加え,舞台は秋華賞(G1)で2着した京都内回りの2000M。ハンデ57キロは決して楽ではないが,G1で上位争い可能な高いポテンシャルの持ち主だけに,ここで大きく崩れる場面は想定しにくいため,ぜひ大きく見直してみたい1頭だ。

対抗はマイネサマンサ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.3
舞台は阪神と違えど,昨年の当レース2着馬。久々の実戦となった前走のヴィクトリアマイルでは,当日の大幅な馬体重減が示していたように本来のデキに程遠かったため,0秒9差の10着に敗れた。叩き2戦目の今回は中間の調教で力強い動きを見せて復調気配が感じられ,存分に能力を発揮できそうな印象。ならば,重賞1勝,2着3回と牝馬戦線では上位に位置付けられる当馬が持ち前の先行力を生かして,見せ場以上の好レースを演じてくれるはずだ。

単穴はレクレドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.0
昨年のクイーンS(G3)優勝以来,精彩を欠いたレースぶりが目立つものの,5走前の阪神牝馬特別(G2)において,G1馬アドマイヤグルーヴ相手に0秒1差の3着と好走しているように,依然として秘めた能力は相当なモノがある当馬。前走のヴィクトリアマイルでは,湿ったすべる馬場でまったく力を出せないままシンガリ負けに終わった。今回は武豊騎手に手が替わる上,G2勝ちしたベストの2000Mだけに,決め手を生かせる良馬場なら一発の可能性十分だ。

抑えはトウカイラブ。穴はプリンセスグレース。

今週のワンポイントアドバイス

直線強襲,フィヨルドクルーズ


今年,別定戦からハンデ戦に変更され,日程も3週繰り上がった。さらに,阪神競馬場が改修工事中のために京都競馬場に舞台が移る。施工条件の変更でデータを参照にできない部分もあるが,過去10回のレースで傾向を探ってみたい。

連対馬は6??4,1??2,1??2,1??2,5??1,4??1,3??2,4??2,1??2,2??3番人気の組み合わせで決まり,馬連は3けた配当5回,1000円台4回,3000円台1回。連対馬の20頭中18頭が4番人気以内のワンツー決着で,平穏に収まっている。ただ,今年から伏兵馬にもチャンスのあるハンデ戦にリニューアルしただけに,波乱を視野に入れた馬券検討が必要だ。

連対馬の前走は重賞組16頭,オープン特別組3頭,1600万下組1頭。路線別は日程変更で強調するステップがない。

年齢別は3??7歳上馬が5,55,47,10,2頭出走して,0,10,10,0,0連対。3歳馬と6歳以上馬の連対が見られず,4歳馬と5歳馬の争いになっている。

◎…フィヨルドクルーズは前々走の福島牝馬Sで,直線,大外から強襲してタイム差なしの3着。2着ライラプスとはクビ差で,レクレドールを破っている。前走牡馬相手の目黒記念はスタートでダッシュがつかず,やや重馬場で決め手も生かせなかった。牝馬限定戦に戻れば巻き返しがあって当然だ。

○…相手は前々走で2年3カ月ぶりの勝利を飾って復活したヤマニンシュクル。前走のヴィクトリアマイルはスローペースと渋い馬場に末脚を封じられ7着に敗れた。今回は秋華賞2着と同じ京都の内回り2000M戦。トップハンデ57キロでも良馬場なら差し切りが期待できる。

▲…ライラプスは福島牝馬Sで馬場の悪い最内から伸びて2着。昨年の秋華賞5着,エリザベス女王杯6着の成績から復活すれば前走ぐらい走っても当然の馬。母は桜花賞で2着,エリザベス女王杯でも2着するなど牝馬G1戦線で活躍した素質馬。ローカルのG3戦ならあっさり勝てるパワーを秘めている。

△1…プリンセスグレースは休養前の京都2000Mを1分59秒6で圧勝した。勝ちタイムは翌日の秋華賞と0秒4差。「やや重」と「良」の馬場差を考慮すれば走破時計は互角以上と見ていい。ここ2戦は見せ場がないが,このメンバーでも能力は互角だ。

△2…前走ヴィクトリアマイルでレクレドールは自慢の末脚が不発,まさかの最下位18着に敗れた。一昨年のローズSでスイープトウショウを,昨年のクイーンSでヘヴンリーロマンスを破っている実力馬。末脚勝負の馬だけに良馬場が条件になるが,流れひとつでVチャンスはある。

△3…マイネサマンサは前走ヴィクトリアマイルで単騎逃げに持ち込んだが,直線失速して10着に敗退した。3カ月半ぶりでマイナス16キロの馬体減の影響が出たか。1600Mから2000Mに距離が延びるが,昨年の2着馬。連下には抑えておきたい。

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