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2006年5月7日(日)

11R
2006年5月7日(日)
東京
15:40発走

NHKマイルカップ GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:9200、3700、2300、1400、920万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイネルスケルツィ
1 2 ファイングレイン
2 3 モエレフィールド
2 4 アポロノサトリ
3 5 モエレソーブラッズ
3 6 ロジック
4 7 エムエスワールド
4 8 ステキシンスケクン
5 9 ゴウゴウキリシマ
5 10 ダイアモンドヘッド
6 11 タガノバスティーユ
6 12 ユウカージナル
7 13 アドマイヤカリブ
7 14 セレスダイナミック
7 15 キンシャサノキセキ
8 16 ディープエアー
8 17 ドラゴンウェルズ
8 18 フサイチリシャール

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=1 18=6 18-13 18-15 1=6
綾恵 16=4 16=1 16-2 16-18 4=1
山田 18=1 18=2 18=3 1=2 1=3 2=3
たま 2=1 2=16 2=6 2=8 2=18

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はフサイチリシャール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.7
前走の皐月賞では流れに乗りながら,不甲斐ないレースぶりで0秒6差の5着まで。ただ,朝日杯フューチュリティーS(G1)制覇の実績を考えれば,最後の踏ん張りに影響したのは,距離であるのは明らかといっていいだろう。そして,今回は東京スポーツ杯(G3)で,後の皐月賞馬メイショウサムソンをレコードで完封した好相性の舞台。確かに年明けからの戦績を見ると底が割れた印象を拭えないが,距離,コースが当馬にとってベストな上,さらに迫力満点の調教内容から状態面も万全なだけに,近況を度外視して本命視するのが妥当と判断した。

対抗はマイネルスケルツィ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.5
前々走の黄梅賞,前走のニュージーランドT(G2)と目下2連勝,充実ぶりが際立つ素質馬。今回,G1初挑戦で相手は強くなるが,上位2頭が後の皐月賞1,2着馬となった年明け初戦のきさらぎ賞(G3)において0秒2差3着しているように,そもそも実力はG1クラス。キャリアの少なさを考慮し,ここは対抗にとどめたが,どんな展開にも対応できるセンスの良さと今の勢いは,無視できない存在とみた。

単穴はロジック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.7
勝ち味には遅いもののデビューから7戦し,一度も3着以内を外していない安定感は,明らかに上位の実力。今回も勝ちきるとまでは決していえないが,本命,対抗を含め逃げ・先行馬多数とここはハイペースが必至のメンバー構成。展開はまさしく当馬向きであり,鞍上も乗りなれた武豊騎手へ戻るとなれば,逆転の可能性は決して少なくないはずだ。

抑えはアドマイヤカリブ。穴はキンシャサノキセキ。

今週のワンポイントアドバイス

マイルで反撃,ファイングレイン


一昨年はキングカメハメハが優勝して,続くダービーと連勝した。昨年は桜花賞を制したラインクラフトが勝ち,2年連続で春の変則2冠馬誕生の片棒を担いで話題となった。今年はどんなドラマを演じてくれるのか。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
連対馬は4??2,1??2,1??6,6??2,2??5,1??13,4??5,9??5,1??4,2??10番人気の組み合わせで決着した。1番人気は4連対で,2,3番人気が5,0連対。上位人気は不振傾向を見せているが,1,2番人気馬がそろって連から消えたのは2回だけ。馬連は01年に6880円,03年に1万7520円と荒れたが,8回は5000円以内に収まっている。
ステップは唯一のトライアル,ニュージーランドT組が8連対と好相性を見せているが,ここ2年は皐月賞組(4着)や桜花賞組(1,3着)の台頭で連対していない。しかし,今年はクラシック上位入線馬の出走がなく,最多連対のニュージーランドT組の巻き返しがありそうだ。
脚質を見ると,逃げ1頭,先行4頭,差し11頭,追い込み4頭。東京の芝1600Mはスピードだけで押し切れないタフなコースで,差し追い込みタイプが有利となっている。
東西対決は関東馬(84頭)と関西馬(94頭)が,5勝2着5回。全く互角の成績を残しているが,ここ3年は関西馬が連を独占している。

◎…ニュージーランドTでファイングレインは楽な手応えで逃げ,直線を迎えたが,2番手から追い出した馬にぶつけられるアクシデント。しかし,そこから差し返してマイネルスケルツィの2着に健闘した。きさらぎ賞では0秒5差を付けられたが,距離短縮で0秒1差まで縮めた。実績では一歩譲るが,マイルの持ちタイムはトップ級。ハナにこだわらないタイプで,パワーのいる東京コースも歓迎だ。

○…前走のニュージーランドTでマイネルスケルツィは好位で折り合い,直線馬群を割って快勝した。きさらぎ賞でも後の皐月賞1,2着馬と僅差であったし,芝1600Mの勝ちタイム1分33秒5はメンバー中最速。スピード勝負になれば初G1奪取のチャンスだ。

▲…ディープエアーはハイレベルのきさらぎ賞で0秒4差の6着。1,2着馬が皐月賞でワンツーを決め,5着アドマイヤメインが毎日杯,青葉賞を連勝している。ここ2戦の2000Mで凡退しているが,父タイキシャトルは「マイルの鬼」。人気薄でも1600M戦なら大駆けが期待できる。

△1…フサイチリシャールは東京スポーツ杯2歳Sをレコードで制した。前走皐月賞5着は距離が微妙に長かったか。新馬勝ちを逃したが,4連勝で朝日杯FSを制覇した素質馬。今年3戦は結果を出せずにいるが,マイルになれば2歳チャンピオンを射止めたスピードが復活する。

△2…ロジックは前走のニュージーランドTで中団待機から直線伸びて3着に突っ込んだ。折り合って差す競馬を完全に収得したようだ。ここまで7戦して,2勝,2着2回,3着2回とワイド率100%。相手なりに走る勝負根性は混戦になると侮れない。

△3…前走の皐月賞で逃げたステキシンスケクンは勝負どころで後続に並ばれると,早々に失速して12着。2000Mは長かったようだ。前々走のアーリントンCではマイペースで飛ばして2着を3馬身半ちぎった。ハナに立って目標になる不利はあるが,マイル以下では底を見せていない。

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