2005年7月3日(日)
11R
2005年7月3日(日)
福島
15:35発走
ラジオたんぱ賞 GIII
芝・右 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (混合)(特指) 別定
本賞金:4000、1600、1000、600、400万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | シルクレンジャー | |||||
2 | シルクネクサス | |||||
3 | ワンダーマッハー | |||||
4 | チョウサン | |||||
5 | ピサノグラフ | |||||
6 | エイシンサリヴァン | |||||
7 | コンラッド | |||||
8 | ピカレスクコート | |||||
9 | トップガンジョー | |||||
10 | カネサマンゲツ | |||||
11 | ダブルティンパニー | |||||
12 | シンボリグラン | |||||
13 | エアアドニス | |||||
14 | トーセンロッキー | |||||
15 | モエレアドミラル | |||||
16 | プリュネル |
買い目
大多 | 11=8 11=2 11-3 11-14 8=2 |
---|---|
綾恵 | 2=11 2=3 2-7 2-10 11=3 |
山田 | 3=9 3=14 3=6 9=14 9=6 14=6 |
たま | 2=11 2=9 2=5 2=12 2=14 |
予想
本命はダブルティンパニー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.9
ダートで500万を卒業するのに手間取っていた当馬だが,初芝だった前々走の京都戦(2000M)をアッサリ快勝すると,返す刀の前走・白百合Sでも逃げ粘ってハナ差2着に健闘。昇級のオープン戦であわやの場面を演出しており,芝適性は相当高いとみて良さそうだ。前走は結果的には勝ち馬の決め手に屈したものの,ラスト1ハロンは11秒台を記録しているように,決してバテているわけではないので,今回の福島でも持ち味が生かせるはず。今週の追い切りでも,馬場の渋った栗東坂路で4ハロン52秒3,終い12秒5をマークしており,さらなる上昇が期待できる。小回りコースに不安を持つ馬が多い中,すでに結果を出している点も魅力であり,初重賞挑戦でも互角以上に渡り合える可能性に懸けたい。
対抗はピカレスクコート。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1番人気に推された前走の府中1000万戦,エーデルワイスSではハナを切りながらも粘り切れず,0秒4差の4着に敗退。レース前からイレ込んでいたこともあるが,瞬発力に勝る馬が上位を占めており,切れ味のない当馬には不向きな展開だった。過去に最も良いパフォーマンスを披露した3月の阪神500万戦,さわらび賞の勝ちっぷりを見る限り,直線の長いコースよりは小回り平坦の方が向いているはず。気性的にアテにならない面も大きいが,全姉のヤマカツスズランが秋華賞(G1)で2着していることからも,2000Mまではこなせる血統的な下地があり,決して侮れない1頭だ。
単穴はシルクネクサス。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.2
念願の出走を果たしたダービーでは,3秒もの大差を付けられて12着に惨敗。全く勝負にならなかったところをみると,2400Mという距離にも問題があった様子で,4月の中山・ベンジャミンSを快勝している1800Mへの距離短縮は好材料だし,近2走の重賞より相手関係が楽になるここは強気になれる立場だ。直線ヨーイドンの近2走よりは,淀みのないペースとなりやすい近年の当競走の方が,当馬の持ち味と合致するはず。実績上位のため1キロ余計に背負わされているものの,後続の切れ味が殺される条件が整えば,突き抜けるシーンまでも。
抑えはワンダーマッハー。穴はトーセンロッキー。
今週のワンポイントアドバイス
ベストの距離でシルクネクサス
過去10年(96年中山,00年は東京),1??3番人気は2,3,3連対と不振。代わりに6番人気以下から7連対している。馬連で2度10000円台が出たが,7回は5000円以内。大荒れの可能性は薄い。
連対馬の前走はG1・4頭,G2,3各1頭,500万下??オープン特別14頭。G1組は前走着順に関係なく連対しているが,G2以下の15頭中14頭は前走1,2着馬だった。路線別はダービー,NHKマイルC,白百合S組がそれぞれ2連対。
勝利数別は,2勝馬が12連対(連対率12.9%),3勝以上馬が8連対(同26.7%)。3勝以上馬が連対率で2勝馬を大きくリードしている。
◎…シルクネクサスを狙い撃ちにする。京都新聞杯4着,ダービー12着は距離が微妙に長く,直線の踏ん張りが効かなかったようだ。1800MはオープンのベンジャミンSで快勝した距離。G1でもまれた経験を生かし切れば勝ち負けになる。
○…ダブルティンパニーは前走中京の白百合Sで逃げてハナ差2着に惜敗した。ラスト3ハロンをすべて11秒台のラップで走破しての連対は,負けて強しの内容だった。ハナにこだわらなくてもいいタイプで,平坦小回りコースも合う。
▲…実績一番はトップガンジョー。3走前にスプリングSで3着に入り,皐月賞に駒を進めた。無敗の2冠馬・ディープインパクトには離されたが,2着とは0秒7差だった。G1好走を裏付けるように前走1000万下で2着を確保した。重賞で通用する能力を秘めている。
△…シンボリグランはデビューから中距離路線を歩んできたが,全3勝はマイル以下でマークした。距離実績はないが,オープンの葵Sを勝ち,G3・ファルコンS3着はここで威張れる成績。展開ひとつで首位戦線に浮上する。
△…ピサノグラフは6戦して,2勝,2着3回,4着1回。前走フローラSで3番人気を裏切ったが,5連対と底を見せていない。2カ月半と間隔が開いたが,能力差は少ない。
△…トーセンロッキーは目下,未勝利,500万下を連勝中。ひと息入った分押さえに回ったが,2戦はいずれも後続をちぎっての完勝だった。格上挑戦になるが,福島で乗れている後藤騎手騎乗は魅力だ。