2004年3月20日(土)
11R
2004年3月20日(土)
中山
15:40発走
時事通信杯フラワーカップ GIII
芝・右 1800m
天気:
馬場:
重
サラ系3歳
オープン (混合) 牝 (特指) 別定
本賞金:4000、1600、1000、600、400万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | プリンセスラン | |||||
2 | コパノマリソル | |||||
3 | ダンツアイリッシュ | |||||
4 | ヤマニンアラバスタ | |||||
5 | セカンドノホシ | |||||
6 | タイキシフォン | |||||
7 | ヴイプラド | |||||
8 | マコトキンギン | |||||
9 | ピュアブラウン | |||||
10 | ダンスインザムード | |||||
11 | アクイレジア | |||||
12 | メイショウオスカル | |||||
13 | コアレスパティオ | |||||
14 | フォトジェニー | |||||
15 | ドルチェリモーネ |
買い目
大多 | 10=4 10=12 10-7 10-14 4=12 |
---|---|
綾恵 | 10=4 10=9 10-6 10-8 4=9 |
山田 | 10=14 10=7 10=12 14=7 14=12 7=12 |
たま | 10=14 10=4 10-7 10-9 10-12 14=4 |
予想
本命はダンスインザムード。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
全兄姉にダンスインザダーク,ダンスパートナーを持つ超良血馬。デビュー戦は持ったままで2着に1秒0差つけ完勝,続く若竹賞も少し気合をつけただけで,逃げるツィンクルヴェールをキッチリゴール手前で差し切り2連勝と,期待通りのセンスを見せている。登録のあったクイーンC(G3)は軽い疲労で回避してしまったものの,中間はしっかり乗り込まれ,体調面での問題はない。直前調教では古馬重賞級のウインラディウス,トレジャーと軽めの3頭併せ。2頭を目標にする形での調教だったが,動きからみても万全の状態まできている。この相手関係ならば,血統背景からも3連勝は濃厚の判断だ。
対抗はヤマニンアラバスタ。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前々走の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)では末脚届かず0秒4差7着までだったが,牡牝混合戦で,マイネルブルック,マイネルマクロスなど出走メンバーのレベルが高かった前走のホープフルSでは,素質馬エアシェイディとクビ差の2着に健闘。重賞級のブルック,マクロスに先着しているだけに,今回の出走メンバーならば期待は十分だろう。休養明けでどうかだが,この中間は元気一杯なだけに,今回も地力は出し切れるはず。芝1800M戦未経験の馬が多い中,今回より1ハロン長い距離で結果を出しているのは魅力であり,先行勢が多いだけに前が崩れる展開になれば浮上するはず。
単穴はメイショウオスカル。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.49.0
前走のチューリップ賞(G3)では,逃げ粘るも4着まで。しかし,逃げ・先行勢に不利な展開で0秒5差ならば,地力の高さは疑いようがない。再度の牝馬限定戦ならば渋太さを見せてくれるはず。中山コース初挑戦だが,芝1800M戦はこれまで3戦し,いまだ着外なしと好適性を見せているだけに,不安は少ない。中1週の強行ローテーションで,当日の状態次第ではあるが,高い実力を持っているだけに上位を争う期待は大きい。
抑えはフォトジェニー。穴はヴイプラド。
今週のワンポイントアドバイス
無傷の3連勝で桜へダンスインザムード
過去10年,1??3番人気は5,6,3連対。上位人気は平凡な成績だが,6番人気以下の伏兵馬も3連対と少ない。00年に馬連万馬券,昨年も7280円とやや荒れたが,3けた配当4回を含め7回は1500円未満。基本的には平穏に収まっている。
連対馬の前走は重賞6頭,オープン6頭,500万条件7頭と未勝利1頭。500万条件以上からの参戦なら問題はない。
東西対決は,関東馬98頭と関西馬38頭で争い10対10。関東馬は連対率で見劣るが,この3年に限れば1??3着を独占している。
勝利数別は1??3勝上馬が95,35,9頭出走して5,11,4連対。当然のことだが,勝ち数が多いほど連対率も高くなっている。
ダンスインザムードが無傷の3連勝で重賞初Vを飾る。新馬,2戦目の若竹賞とも終始馬なりで楽勝した逸材。兄姉がダンスインザダーク,ダンスパートナーのG1血統馬。スピード,競馬センスも抜群となれば,余程のアクシデントが起こらない限り連は外さないと見た。
フォトジェニーは前走クイーンC(G3)で3コーナー最後方から,直線鋭く伸びて0秒3差3着。キャリア2戦目とは思えない勝負強さを見せて追い込んだ。1ハロン距離は延びるが,決め手勝負の展開に持ち込めれば首位を脅かせる存在だ。
約3カ月ぶりの実戦となるヤマニンアラバスタも侮れない。G1の阪神JFは,1番枠に入って勝負どころで後退するロスがありながら,0秒4差まで追い上げた。前走ホープフルSでも後方で脚をためて,直線強襲して2着。牡馬の一線級相手に連を確保した力量馬。牝馬限定戦なら上位争いは必至だ。
ヴイプラドは前走で500万条件を勝ち上がった。抜群のスタートからハナを奪って道中マイペース。直線に入ると後続の追撃を断ち切って鮮やかに逃げ切った。前々走は道悪馬場にスピードを殺されたが,良馬場なら大駆けが期待できる。
この距離を勝っているメイショウオスカル。前走クイーンCは逃げていっぱいになり4着に敗れたが,前々走のエルフィンSでは好位の2番手から追走し,マルターズヒート(先週のフィリーズレビュー(G2)で2着)の2着と好走した。折り合って先行できれば,上位に食い込めるチャンスはある。
穴を出せばピュアブラウンか。前走クイーンCで4コーナー最後方から直線一気に追い込んで4着。休養明けでも地力のあるところを見せた。叩き2戦目で上積み十分。はまれば一発が決まる。