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　2025年2月、ボートレースの大会に、“最速”女子レーサーを決める初の舞台が誕生する。オール女子戦のプレミアムG1「スピードクイーンメモリアル」が新設された。開催期間は2月19日(火)～24日(月)にかけて、ボートレース浜名湖を舞台に記念すべき第1回大会が幕を開ける。

　選出基準は2023年12月1日～2024年11月30日までの1年間における全24場のレースで1着時のタイムが最速だった選手各1名と、各場から推薦された24名、さらに開催施行者の希望選手4名を加えた計52名で争われる。

　大会施行者である浜名湖ボートレース企業団は「女子G1常連組だけでなく、これからのボートレース界を担う若手レーサーも多数、レースタイムで選出されている。大会名の通り、スピード勝負に注目していただきたい」と語っていた。

　また、今大会では順位争いだけでなく、レースタイムそのものも大きな注目ポイントとなる。節間最速タイム記録者には10万円が贈呈されることが決まっており、優勝争いとは別に、最速タイムを狙う戦いにも熱視線が集まる。最後まで気の抜けないスピードバトルが展開されそうだ。

　他大会では勝率が主な選出基準になるだけに、これまで出場機会が少なかった若手レーサーたちが、先駆者達の胸を借りてジャイアントキリングを巻き起こせれば、大きな自信となり、さらなる飛躍が期待できるだろう。新たなスターが誕生するのか、目が離せない大会になることは間違いない。ボートレース界に旋風を巻き起こす「スピードクイーンメモリアル」に注目だ