ゴルファーのための食事学『天然のサングラスをかけよう!』
ゴルファーの皆さん、『紫外線対策』していますか?
肌を焼かない様に長袖を着たり、帽子を被る方は多いかと思います。
では、『眼』の対策はどうでしょう。
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まず物理的な防御として必要なのが、サングラスをかけることです。最近のスポーツ用サングラスは紫外線のカット効果に優れるとともに、普段と変わらない視認性を持ちます。また機能的なサングラスが増えており、アスリート用に表情を隠すミラーレンズや、水面の反射に強い偏光レンズを使用したものなど、軽量でフィット感の高いものが多く存在します。ゴルファーは年間を通してサングラスの着用が必須と言えます。
次に、身体の内側から眼を守る対策ができるのが食事です。
今回はそんな『天然のサングラス』こと『ルテイン』に焦点を当てます!
『ルテインとは』
『ゴルフとルテイン』
ルテインと視覚的認知能力を調べた研究があります。
ルテインと、同様の働きを担うゼアキサンチンという成分、2種類の成分を用いた実験です。これらを多く摂取した参加者と、少ない摂取の参加者とを比較しました。摂取量2,000μgで境界を引いたところ、平均スコア・最大スコアともに、摂取量の多いグループの方が、視覚的認知能力が高かったのです(※1)。
2,000μg=2mgに換算することができます。ほうれん草であれば60g程度(ほうれん草1束=200g)ですが、プルーンでは約40個、アボカドも約7個必要です。
毎日の食事でほうれん草が食べられると理想ですが、遠征の多いゴルファーにとっては難しいでしょう。間食を上手に使うとともに、サプリメントも検討すべきと言えます。
ルテインを含む食材
またルテインは脂溶性の成分であることから、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。まずは食材と栄養素を結びつけて選べる様になることが重要ですが、食べ方や調理法にも気をつけられると良いですね。
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
※1:Karen M.Beathard, Nicos Georghiades, Jenna B.Goulart, Aaron J.Riviere, Caroline Sullivan, Melanie Mascarro, Steven E. Riechman 「The impact of nutrition on visual cognitive performance in the nutrition, vision, and cognition in sport study」 〔Front. Nutr.,23 Jun 2023.Volume10:1208890〕
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年7月29日の再投稿(再編集)記事です
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