大阪体育大学の「大学スポーツSDGs」を視察 台湾「スポーツ変革でCO2ゼロめざす研究プログラム」代表団
大阪体育大学は2024年、「大体大スポーツSDGs」ウェブサイトを開設した。大体大藤本研究室の調査では、全国の大学ウェブサイトでSDGs専用ページがあるのは35%、17目標記載のスポーツSDGs関連活動の報告があるのは12%にとどまる。大体大ではサイトを通じ、スポーツSDGsに関する取り組みをニュースとして情報発信しているほか、各クラブが地元の小中学校と連携したスポーツ用具の再利用にも取り組んでいる。
原田宗彦学長が会長を務めたアジアスポーツマネジメント学会を通じて、ネットゼロに取り組む研究者と親交が深かったことから、大体大での視察が実現した。
訪問したのは、NSTC職員、国立台湾大学、国立清華大学、国立台湾体育大学、国立成功大学、国立台湾師範大学の教授ら「スポーツ変革ネットゼロライフ」代表団14名。大体大のほか、大手スポーツメーカーなどを視察した。
続いてスポーツ科学部の藤本淳也教授(スポーツマーケティング)が大体大が取り組む「大学スポーツSDGs」の現状について説明した。
藤本教授は、大体大の取り組みとして、地域の中高齢の方の健康づくりに取り組む「体力若返り講座」、「子どもの体力向上推進プロジェクト」、環境保全の大切さを学ぶ野外活動実習や、ソフトバンク株式会社、ライフスポーツ財団と連携した活動などを紹介した。
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