マイナビ仙台レディース2024-25 新加入選手インタビューvol.5
「毎日が充実のトレーニング。キックを生かし、積極的に攻撃参加するGKに」 GK16 横堀美優選手
――マイナビ仙台レディースでのトレーニングはいかがですか?
「毎日楽しいということが一番の感想です。これまで常にGKコーチがいるという環境でプレーできていなかったので、一から基礎の練習ができていて、毎日が充実しています」
――サッカーを始めたのはいつでしたか?
「幼稚園の頃に始めましたが、元々はフィールドプレーヤーでした。中学2年生でGKになりました。GK練習はしていましたがGKコーチが毎日いるわけではないという環境でした。今はちょっとした動作のところから指導をしてもらっている感じです。楽しいですよ」
――上野拓也GKコーチからたくさんのことを学べそうですね。
「はい。毎日、学びの日を過ごしています」
――横堀選手のお名前は「美優(みゆ)」さん。サポーターの皆さんにはどう呼ばれたいですか?
「“よこ”でお願いします!チームには(高平)美憂さんもいますし、大学時代からずっと“よこ”と呼ばれてきました」
――身長は183cm。チーム一の長身ですが、小さい頃から身長は高い方でしたか?
「1ヶ月早く生まれたんですが、その時すでに普通の赤ちゃんくらい大きかったそうです。サイズは大きく生まれ、身長の伸びもずっと右肩上がりでした。身長順で並ぶ時も後ろ以外はなかったですね」
「毎日楽しかったです。大学では他の部活の友達もできました。サッカー部はサッカー部で、和気あいあいとしていました。4年の時に関東リーグ1部に昇格し、なかなかそこでは勝てませんでしたが、どうしていくか仲間と話し合ってきました。自分の中で“プロになる”という目標を持っていたので、くじけずやってこられたと思います」
――マイナビ仙台レディースからオファーが届いた時はどのような気持ちでしたか?
「めっちゃ嬉しかったです。まさかでした。キックが武器ではありますが、自分の中では足りない部分が多かったので、難しいかなという気持ちもありました。その中で、自分を評価してマイナビ仙台レディースがオファーを出してくれた。よく分からない感情でした(笑)」
――喜びと共に不安もありましたか?
「はい。この実力でプロになれるのかという不安もありました。実際にチームに入って見ると、仙台は成長できる環境だなと思うことができました。練習でも(齊藤)彩佳さんという安定感があって目標となるGKがいるので、そこを目指して、いつか追い抜けるようにと思っています。しみさん(清水栞選手)は、本当に面白いしお手本になる存在。最高の環境です」
――プロの目標、第一歩は試合出場ということになりますか?
「そうですね。プレーの面では、GKには安定が求められると思います。“こいつがいれば、絶対ゴールは入らない”という守備面の信頼。そこにプラスして、攻撃面で正確なキックを生かして得点につながるパスを出したいです。ピッチの外では“目指せ、しみさん”。みんなの笑顔を作れるような人になりたいです」
「そうですね(笑)そういうところもがんばりたいです」
――憧れの選手はいますか?
「マンチェスター・シティFCのエデルソン選手です。キックが素晴らしくて、その一本でゴール前まで行ってしまうような感じです。守備はもちろん求められるところですが、攻撃にも積極的に関われるGKを目指しているので、エデルソン選手のプレーはよく見ています」
――須永監督も横堀選手のことを「ダイヤモンドの原石」と話していました。磨き甲斐がありますね。
「嬉しいですね。まずは日々の練習から、できることを一つずつ増やしていきたいですね」
(マイナビ仙台レディースオフィシャルライター・村林いづみ)
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