ロジャーズがゴールもクリスタル・パレス相手に痛恨の敗戦 | アストン・ヴィラ

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ヴィラの反撃届かずアウェイで4-1の敗戦

プレミアリーグ第27節、アストン・ヴィラは敵地セルハースト・パークでクリスタル・パレスと対戦した。序盤は互いに慎重な立ち上がりを見せ、20分までは一進一退の攻防が続く。

試合が動いたのは29分。クリスタル・パレスがコーナーキックのこぼれ球を回収し、素早くクロスを供給。一度はマルティネスがシュートを防ぐも、こぼれ球をサールが決め、ホームチームが先制点を奪った。

42分、ヴィラが反撃に出る。ロジャーズがハーフウェイライン付近からドリブルを開始し、絶妙なスルーパスを駆け上がるワトキンスへ送る。一瞬長いかに思われたが、ワトキンスがギリギリで折り返し、走り込んだロジャーズがゴールネットを揺らした。しかしVARの介入により、ワトキンスのオフサイドが確認され、惜しくもゴールは取り消された。

迎えた52分にアストン・ヴィラが待望の同点弾を奪う。ゴールキックをワトキンスが頭でそらし、これに反応したロジャーズがペナルティエリア内で巧みに体を反転させながらシュート。見事なゴールでスコアを振り出しに戻した。

しかし、ヴィラの反撃も束の間だった。59分、パレスがヴィラのミスを逃さず、素早い攻撃を展開。マテタが冷静にフィニッシュし、再びリードを奪った。

勢いに乗るパレスは71分、右サイドからのクロスをサールがハーフボレーで叩き込み、スコアは3-1に。ヴィラにとっては厳しい展開となる。

さらにアディショナルタイムには途中出場のエンケティアが4点目を奪い、ヴィラに決定的なダメージを与えた。

試合終了間際、ヴィラはコーナーキックからティーレマンスがヘディングでゴールを狙うも、得点は奪えず、そのまま試合終了。4-1の大敗を喫し、アウェイでの苦い一戦となった。

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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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