朝食にフルーツを足すと、どんなメリットがある?どの果物がベスト?専門家が解説

MELOS -メロス-
果物を日常的に摂取するといいのはわかってるけれど、具体的にどんなメリットがあるの? そんな疑問について、栄養士・食育栄養インストラクターの仲尾 綾さんに聞きました。

聞いて納得! 明日からフルーツを朝食に取り入れるぞ~!

【MELOS】

仲尾さん:朝食に果物を摂ることで、「便秘が解消する」「肌の状態がよくなる」「むくみが解消する」などの嬉しい変化が期待できます。

その1 便秘解消

果物には、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が含まれています。

・水溶性は、腸内環境をよくする
・不溶性は、腸を刺激し、便通を促進する


以上の働きがあるため、便秘の解消が期待できます。

その2 肌の状態がよくなる

果物には肌にいいとされるビタミンCが多く含まれています。

ビタミンCは、肌のハリや弾力を作るコラーゲンの合成に必要な栄養素です。そのため、果物を食べることで肌の状態がよくなることが期待できます。

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その3 むくみが解消する

果物には、塩分の摂り過ぎを調節する働きが期待でき、むくみの解消につながると考えられます。

果物に含まれるミネラルの1種であるカリウムには、塩分(ナトリウム)の排出をサポートする作用があるため、むくみの解消に役立つと考えられます。

おすすめの果物はコレ! 摂取量は1日200gが目安

仲尾さん:ダイエットや美肌が目的のときは、下記のような果物を選びましょう。1日の果物摂取量は200gが目安です。

ダイエット目的におすすめの果物
糖質が少ない果物がおすすめです。

例)グレープフルーツ、いちご、キウイフルーツ(緑)など

とくに、果肉が緑色のキウイフルーツは、食物繊維やカリウムを豊富に含んでいるので、ダイエットにぴったりです。

美肌目的におすすめの果物
ビタミンCが豊富な果物がおすすめです。

例)いちご、柿、キウイフルーツ(黄色)など

柿は、柑橘類よりもビタミンCを多く含むのでおすすめです。キウイフルーツは、果肉が黄色のゴールデンキウイの方がおすすめです。果肉が緑色の品種に比べ、ビタミンCが2倍ほど多く含まれています。

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