「ゆっくりもも上げ」はどんな効果がある?トレーナーが解説

MELOS -メロス-
もも上げは、もっとも簡単な室内向け有酸素運動でしょう。その場で膝を高く上げるだけですので、思い立ったときに行えるのが特徴です。パーソナルトレーナーの藤本千晶さん監修の以下記事より、「ゆっくりもも上げ」の運動効果について解説していきます。

「ゆっくりもも上げ」はウォーキングやジョギングと同等の心肺機能向上効果が期待できる

ウォーキングやジョギングなどと同じように、心拍数を高めて下半身の筋肉を動かすことができるので、ほぼ同等の心肺機能向上効果を見込めます。

着地の衝撃もほとんどないため、膝や腰にも優しく関節に不安がある人でも行いやすい運動です。

また、下っ腹やお尻、太ももの筋肉も使うため、その部位の引き締めにも効果的です。

下半身しか鍛えられない、飽きやすいのがデメリット

デメリットは、利用する関節や筋肉の数が少ないため、ほぼ下半身のエクササイズであるということ。上半身を引き締めたい場合には向いておりません。

また、動作としては単調ですので飽きやすいというのもデメリット。継続が少し難しくなります。

やってみると分かる「ゆっくりもも上げ」のキツさ!

その場で立って膝を高く上げ、衝撃がないようにゆっくりと足を床に着地させましょう。それをただ繰り返すだけの動作です。

まずは30回から! 【MELOS】

慣れてきたら、腕も同時に大きく振るようにしましょう。上半身の動作を入れることで、固くなった肩まわりをほぐして軽くする効果も期待できます。

関節を大きく動かすのがポイント

ゆっくりと高く膝を上げて、着地を衝撃なくソフトに行うようにしましょう。関節を大きく動かすことで筋肉を大きく伸び縮みさせ、股関節の筋トレやストレッチ効果も狙うことができます。

見かけによらず、下っ腹への負荷も大きいため、やり過ぎると筋肉痛が激しくなります。翌日以降の生活に支障が出ない範囲で、無理なく行いましょう。

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