腹筋トレーニング、1日何回がもっとも効果的?トレーナーの意見とは

MELOS -メロス-
お腹を引き締めたいときにまず行う「腹筋運動」。しかし「毎日やるのが効果的なのか」「1日に何回やればいいのか」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

この記事では、プロのトレーナーの意見を交えながら、腹筋トレーニングの頻度や回数のポイントについて詳しく解説します。

筆者プロフィール
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者

【MELOS】

腹筋トレーニングの回数、多ければ多いほうがいい?

腹筋トレーニング含む筋トレは、たくさんやればいいというわけではありません。目的によって回数は異なります。

腹筋の筋力や筋肥大を求める人は、10回程度で限界になるよう負荷を調整しましょう。大事なのは「10回」ではなく「10回程度で限界になるキツさ」です。

筋トレの回数の目安
・筋肥大、ダイエットが目的
8〜12回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。

・筋力向上が目的
3〜7回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。トレーニングチューブやダンベル、バーベルなどで負荷を高めて強度調整するのもよいでしょう。

・筋持久力をつけたい
13~20回程度で限界を迎える負荷設定で行いましょう。

腹筋運動は、なぜか「高レップ(回数)」で行っている人が多いエクササイズです。

高レップでは筋持久力が強化され、筋力や筋肥大は起こりにくいとわかっている人でも、何百回も腹筋運動を行ってしまうので不思議です。

繰り返し行われる腹筋運動は、腰部を傷める原因にもなるので、フォームと回数に注意が必要です。

腹筋も筋力向上や筋肥大のためであれば、ほかの筋肉同様、負荷を高めて行う必要があります。

マシンやダンベルなどで負荷を高める

腹筋の筋力や筋肥大を求める人は、10回程度で限界になるよう、負荷を調整する必要があります。その際に効果的なのが、マシンやダンベル、トレ―ニングチューブを使ったやり方です。

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