「筋トレ」と「有酸素運動」どっちが体力づくりに効果的?トレーナーが指南!

MELOS -メロス-
少し動いただけで疲れやすくなった、もっと体力をつけたいけれど、何からやればいいのかわからない。

体力をつけることは、日常動作を快適にするだけでなく、健康維持やストレス対策にも大きなメリットがあります。しかし、「筋トレ」と「有酸素運動」、どちらが体力づくりに適しているのか悩む方も多いのではないでしょうか。

森永製菓〈inトレーニングラボ〉のトレーナー・淺井利彰さんのアドバイスをもとに、体力づくりに最適なトレーニング方法について、一問一答形式でお届けします。

【MELOS】

Q. 体力をつけたいと思い、運動をする場合、筋トレと有酸素運動どちらを選択するとよいでしょうか。併用するとさらに効果的でしょうか。

淺井さん:
筋トレと有酸素運動は、どちらも実施することがおすすめです。併用することでより効率的に体を動かすために必要な機能を高めることができるようになります。

筋トレは筋力をつけることによって、基礎代謝を上げることにつながります。基礎代謝が上がると、摂取した栄養をエネルギーとして効率よく使用することができるほか、体温を上昇させ血のめぐりをよくし、体を健康的な状態に保つことにもつながります。

また、有酸素運動は心肺機能を高め、体を動かす持久力を高めることが期待できます。

Q. 運動以外に、体力向上に関係するポイントはありますか?

淺井さん:体力=運動の機能と定義するのであれば、運動以外に体力を向上させる方法はありません。

体になんらかの負荷をかけることによって、運動機能は向上していきます。ハードな運動でなくてもいいので、なにか運動をすることは大切です。

(淺井さんが所属する)inトレーニングラボでは、ベースの状態からより高い水準に引き上げるのをトレーニング、ベースの状態に戻すのがコンディショニングと考えていて、よりよいパフォーマンスに繋げるために、そのいずれも重要視しています。

疲れを早く取って体をベースの状態に戻すためには、適切な食事や睡眠をとることも大切です。

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