「番手」で選ぶと結果がちぐはぐ”になりやすい!? FWとUTが武器になる選び方3つの条件
【ゴルフサプリ】
クラブを選ぶときに“正解”がなかなか見つからないのが、FWとUTのカテゴリーだ。ドライバーと同じブランドでそろえればいいの? どの番手を選べばいいの? カリスマフィッターの鹿又さんが、FW・UTというクラブの特異性や選び方のポイントを、2回にわたって述べる。
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ロフトによって打ちやすさが変わるフェアウェイウッド・ユーティリティ
ただ、FWとUTにはロフト(番手)がいろいろあります。たとえば、ハイロフトになれば、球をつかまえて上げることがやりやすいでしょう。また、長さが短くなれば、ミートしやすくもなります。
とすると「難しい」と言われてるモデルを使っても打ててしまう、ということもある。むしろ、そういうクラブのほうが使いやすくなる人がいっぱいいるのも事実です。
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番手とスペックに“基準”がないことに要注意
そういう中でFWやUTを選ぶときの注意点として、ボクは常々言っていることですが「番手では選ばない」ということ。番手はあくまでも“目安の数字”であって、そこに捉われると大事なことが抜け落ちてしまうかもしれません。
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FW・UTを選ぶときのポイントは3つある
UTの場合はロフトが寝ているので、ある程度はキャリーが出しやすいというか、球が上がらないっていうことはそれほどないと思うので、距離と弾道だけで選べるのではないでしょうか。
それがFWとなると、ちょっと違ってきます。ヘッドスピード帯とスイングタイプによって、たとえば3Wよりも5Wのほうがキャリーが出てしまうタイプのゴルファーも多かったり。もしくは、5Wと7Wの飛距離が変わらなくなっちゃったり、ということもあるので。使うシチュエーションと弾道をしっかりイメージしてもらいたいです。
ロフト3度で生まれる飛距離差は10~15ヤード
そこはHSによって差があるので一概には言えませんが、ドライバーのHSが40m/sくらいだとしたら、そのロフト3度の違いで変わって15ヤードくらいなんですよ。ロフト1度で、だいたい4~5ヤードと言われているので。そのくらいの飛距離差しかない、ということです。
3度くらいのロフトピッチでFWを入れたとして、200ヤードを超えるようなロングレンジを10~15ヤード刻みで打ち分けるクラブが、ホントに必要なのかどうか? ということも検証したほうがいいと思います。
これらのお話を踏まえて、次回はFWやUTを選ぶときのポイントを深掘りしていきましょう。
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かのまた・よしのり 1968年生まれ。年間試打数2000本超え。全てのクラブに精通するクラフトマン。豊かな知識と評価の的確さで引っ張りだこ。ゴルフショップマジック代表。
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