なぜ?「食べてないのに痩せない」とき、考えられる理由とは

MELOS -メロス-
痩せるために食事に気を付けて、サラダを食べないようにしたり、糖質を控えるなどしても、なぜか痩せない。なんで? とお悩みの方は少なくないでしょう。

食べてないのに痩せないという人は、「食べてないから痩せない」のかもしれません。この記事では、食べてないのに痩せない理由について、Jリーガーなどトップアスリートをはじめ著名人のトレーニング指導も行うパーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPASトレーナー・山岸 慎さんが解説します。

【MELOS】

なぜ?食べてないのに痩せない理由

食べていないのに痩せないのは、「体に必要な栄養素がきちんと摂れていないから」であると考えられます。

痩せるためには、必要な栄養素をきちんと摂ることが大事です。必要以上に食事制限すると、基礎代謝(※)が落ちて痩せにくい体になってしまいます。
(※)基礎代謝とは、安静時でも消費されるエネルギーのこと

基礎代謝が高いほど多くのエネルギーが消費されるため、痩せやすくなります。

食べないとなぜ基礎代謝が落ちる?

理由1 体が省エネモードになる
食事をまともに食べないと、栄養がきちんと摂れません。そうなると、体が少ないエネルギーで生きていけるように「省エネモード」になり、基礎代謝が落ちてしまいます。

ダイエットに停滞期があるのも、これが理由です。

体が省エネモードになると、痩せにくいどころか、通常の量を食べた時にカロリーオーバーになりやすく、太りやすい体になってしまいます。

理由2 筋肉が減る
食べてない状態が続くと、筋肉の材料であるタンパク質や、エネルギー源となる炭水化物などの必要な栄養素が不足して、筋肉の減少につながります。筋肉が減るというと、一見痩せそうに感じるかもしれませんが、実は逆。

基礎代謝量の中でも、より多くのエネルギーを消費してくれるのが筋肉です。そのため、筋肉が減ると、消費カロリーも減って、痩せにくい体になってしまいます。

基礎代謝を上げるには、筋肉量を落とさないことが大事なのです。

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