パンとお米、どっちが太る?管理栄養士が解説

MELOS -メロス-
ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、専門家にぶつける本企画。

今回は「朝食メニュー」について。朝ごはんとして、毎朝パンを食べる人は多いかと思います。お米に比べてカロリーや糖質、脂質などが気になるところですが、やはりダイエット的にはお米のほうがおすすめなのでしょうか。

ヘルシーで糖質に配慮した食事を届けてくれる宅配弁当サービス「‎nosh(ナッシュ)」の管理栄養士・岸田紗季さんが解説します。

【MELOS】

Q.ダイエット中の朝食について質問です。パンの方が太るのでしょうか。お米のほうがおすすめですか?

ダイエットにおすすめの朝食メニューは「お米」です。理由としては、以下などが挙げられます。

・腹持ちが良く満足感を得やすい
・カロリーや脂質が低くなる
・パンが太る理由とは


お米は粒状ですが、パンは小麦を挽いて粉状になっています。そのため、パンの方が噛む回数が減り、満足感が得にくいです。

また、消化・吸収にかかる時間はお米が2~3時間、パンは2時間以内です。ご飯に比べてパンはお腹が空きやすくなるため、昼食の量が増えたり、間食が多くなる可能性があり、ダイエットに不向きと言えます。

付け合わせメニューによっても変わる
お米には魚や納豆、味噌汁をあわせることが多いと思いますが、パンにはバターやジャム、ベーコンやスープなどを選びがち。

パンそのものにも砂糖やバター、乳製品も含まれているため、パンの食事はカロリーや脂質が高く、太りやすくなる原因に繋がります。

ダイエット時には、白いお米よりも消化・吸収が緩やかでミネラルや食物繊維が豊富に含まれている「玄米」がおすすめです。
ダイエット中には不向きなパンですが、精製されていない全粒粉やライ麦を使用したパンはミネラル、食物繊維が豊富でおすすめです。

また、ベーグルは小麦粉と砂糖、塩で作られています。カロリーや脂質も低く、他のパンとは異なり茹でる工程があるため、もっちりとした食感で噛み応えのあるパンです。

野菜をサンドすれば食物繊維も摂取できるので、満足感が得やすいでしょう。
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