クラブを買った後、ラウンドでチェックすることはコレ!【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】
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アイアンのラウンドチェックは忙しい
アイアンだから距離は関係ないでしょ? と言っていただける方も増えてきてはいるのですが、やはり、いままで残り150ヤードと言われて、7番で届かかなくなってきたときに、クラブに頼りたくなるという方は減っていないと思っています。
もちろん、長年やっている方ほど、この番手での距離を目安にゴルフを組み立てている方もいらっしゃるので、その距離が変わっていくことでスコアを崩す方もいるかもしれません。
しかしながら、やはり、ここは特定の番手の距離よりもコースでよりスコアアップにつながるためのアイアンの考え方を再考していただけると嬉しいです。
それは何かというと、やはり一番はグリーン上で止まるボールが打てるかどうか?だと考えています。
そして、ここには単に止まるからよい! という話だけではなく、この中に、その番手としての適正のキャリーが打てている、かつ、番手間のキャリー差もきちんと出ているという要素が含まれていと考えていただけると嬉しいです。
特にアイアンを購入する際には、7番アイアンを試打されて購入される方がほとんどだと思います。
練習場では打たれているかもしれませんが、実際にコースで、7番以外の他の番手の距離や球筋がどうなるか? は特に重要な要素だと思ってください。
もしかしたら、7番はいいんだけど、他の番手は方向性がイマイチ、当たりにくいや、思った距離が出ないなんてことが起こるかもしれません。
こういった傾向を知るには、もしかしたら1ラウンドだけではなかなかつかみきれないかもしれませんね。
そういった時に、レーザー距離計なども役に立つでしょう。
コースでは様々な錯覚がありますので、客観的に番手ごとにどの距離まで届かせることができるのかを知っておくのは重要な要素となってきます。
時々、「7番はいいんだけど、8番の方向性が……」なども結構あるあるです。
そういう時は、ライ角なども確認してみましょう。
上記したように、アイアンの場合は、距離の確認をしたり、なじむまでに数ラウンド要することもあると思いますから。その間にライロフトなどをしっかりと整えていくことをオススメします。
アイアンの場合は、それぞれの番手の打ちやすさ、その後、それらのキャリーを把握して、それぞれの番手の差も確認していくとなりますから、結構忙しいラウンドチェックになりそうですね!
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ウェッジはいろんな場面で確認
ウェッジはいろいろなシチュエーションで、いろいろな距離を打たなくてはなりませんし、場合によってはいろんな球筋(転がしたり上げたり)を打たなければなりませんよね?
そういったことを、そのシチュエーションが来た時にしっかりこなせるのかを見極める必要があります。
順番を追ってチェック項目を挙げていくと、
① 距離感が思ったように出せるのか?
② 特定のライコンディション(バンカー、ラフ、フェアウェイなど)での打ちやすさ
③ 自分が思った時に思ったような球筋が打てるのか?
④ いろいろなライコンディションで使えるのか?
などでしょうか?
ウェッジの場合、バンカー専用で買われる方もいるでしょうから、そういった方は、バンカーでの使い勝手、特に脱出しやすくなるかどうかは大きなポイントですよね?
意外と、結果がすぐわかるのがウェッジかもしれません。
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パターは期待感大、FW・UTは目的が明確
ショートパットの確率が上がる、距離感がよくなる、などは数値的にパット数が減るので、すぐにわかります。
最後にフェアウェイウッドとUT。
これらは、たいていの場合、ある特定の距離だったり、使用用途で購入される方が多いので、その目的が達成できるかで判断できると思います。
例えば、ある長めの距離のパー3でグリーンまでの距離をきちんと打つために買ったUTは、その場面でしっかり試すことができれば、その結果で良し悪しが判断できると思います。
そして、最後に、これもいつも申し上げている内容で、かつ、クラブ選びで最も重要な要素があります。それがつながりです。
しっかりとクラブ全体のつながりが良いのかどうかをコースで確認しましょう!
何か特定の1本を買って、入れ替えたり、追加したりすることがあると思いますが、そのクラブが入ったおかげで、クラブ全体の流れが悪くなってしまうことは多々あります。
たとえば、ドライバーを選ぶ際は、上記しましたように飛距離性能を追い求めて買われる方が多く、その場合、かなりの確率で軽いものになることが多いです。
そうなると、他のクラブ、特にアイアンやウェッジとの重量差が開いてしまい、ドライバーを打った後に、アイアンやウェッジがうまく打てなくなるということは往々にしてあります。
特に、ウェッジがダフるようになるということが多いでしょう。
また、ドライバーが調子よい日はアイアンが調子悪いということもさらに起こりやすくなります。
アイアンを変えた時の方がより起こる可能性も高いです。
アイアンは、番手構成にもよりますが、本数的に14本に占める割合も大きいですし、クラブ全体の構成に一番影響していると考えていただければと思います。
なので、アイアンを変えたとたんに、クラブ全体が当たらなくなったというのもよく聞く話になってしまいます。
大げさではなく、ドライバーを変えたせいで、アプローチイップスやパッティングイップスになる人もいることを留意していただけると嬉しいです。
フェアウェイウッドからパターまで、ドライバーとのつながりを考えて選びたい。 【ゴルフサプリ】
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つながりを考えてクラブ1本1本を選ぶ
やはり、上記しましたように、つながりを重視してほしいです。
そのためには、たとえドライバー1本決める時でも、ご自身の使用しているクラブをすべて持っていく習慣をつけてください。
そして、良さそうなドライバー見つかったら、最後に、アイアンと交互に1球ずつ打つのをやってみてください。
ここで、連続でナイスショットもしくはそれなりの当たりが出なかったら、もう一度選び直すくらいで考えて下さい。
ドライバーを打った後に、アイアンを打って当たらないという症状は、そのままコースで出るとご理解いただければ嬉しいです。
アイアンも、出来れば他の番手も試してほしいです。
なかなか打てるところは少ないですが、せめて、顔の流れだけでも確認しましょう。
ウェッジは試打の時のマットだとなかなかわかりませんよね。
そういった方は、自分の悩みをしっかりと店員さんやフィッターの方に伝えて、それを解消するモデルを試打してみましょう。
そして、かつ、アイアンなどの流れを重視して、ウェッジだけ異端なクラブにならないように気を付けましょう。
パターは、唯一、見て選べるクラブです。店頭でよーく見て、形を選び、転がしてみてしっかりとコースを想定して打ってみましょう。
また、せっかくですから、いろんな形のものを打ってみるのも良いです。
食わず嫌いで、結構違う形が打ちやすかったりすることも多いです。
これも実は他のクラブとの連携がある場合が多く、取り回しのしやすいヘッドは、アイアン、ウェッジの好みに近かったりもします。
そして最後に、そのつながりのお話ですが、やはり基準にして欲しいのは、短いクラブです。
ドライバーが良いからとドライバー基準で下の番手を合わせていくと大体の場合、ウェッジやパターが軽すぎて使いにくいものになりやすくなります。
ご参考になれば嬉しいです。
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