「資金不足でスポーツを続けられない」を覆す!1000万円の活動費をかけてアスリートたちが【魂のプレゼン】
【melos】
「AthTAG GENKIDAMA AWARD」とは
「おカネを理由に夢を諦めさせない」をキーメッセージに、選考を通過した8名のアスリート(以下GENKIDAMAアスリート)が、今後の活動内容や活動応援費の使い道について10分間のプレゼンテーションを行い、大賞に輝いたアスリートには活動応援費総額1,000万円が与えられます。
イベント開催の背景は。パリオリンピック後のスポーツへの注目とマイナースポーツ支援の必要性
このような背景を持ちながらも世界で挑戦を続けるアスリートたちを支援するために、「AthTAG GENKIDAMA AWARD」が開催されました。2024年で2回目を迎え、活動応援費も昨年より600万円が増額され、総額1,000万円にパワーアップしています。今年からは、ファンの投票によって決まる「応援のチカラ賞」も新設されています。
【melos】
最終審査に登壇したアスリートたちの「魂の訴え」
井上 鷹 選手:サーフィン
【melos】
事前コメント
いじめで学校に行けなかった僕ですが、サーフィン技術とスタイルは世界で高く評価いただいています。困難な状況でもサーフィンを頑張る自分の姿を通じて見ている方を元気づけたり、励みとなれるよう努力しています。その他、アスリートとして社会に貢献する活動にも取り組んでいますが、これを続けるには資金が必要です。そのため今回のAWARD に応募しました。現在23 歳、今しかできないことを実現したいです。
プレゼン内容
井上選手「ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲りたい。これは『ロングボード』という種目が追加されたらの話なんですけど。追加されなかったとしても、世界一を獲ったりアジア記録を更新し続けることで、いろんな方に希望を届けられると思っています。日本に留まらず世界中の子どもたちに波乱万丈な人生からも表舞台に立てる可能性があること、夢を持つことの大切さを伝えたい。」
塚原 悠翔 選手:スノーボード(クロス)
【melos】
事前コメント
競技には多額の活動費がかかるため「もう、金銭的な理由で諦めなくてはいけないかな」と感じていた中でこのようなチャンスをいただけることになり、大変嬉しく思います。多くの方々の前でプレゼンをするのは初めてなので緊張しますが、大きな経験を積むことが出来る貴重な機会であるとともに、海外で思い切り練習したり大会に参戦したりできる費用をサポートしていただけるチャンスなので、後悔のないよう最善を尽くします。
プレゼン内容
塚原選手「海外、とくに本場のヨーロッパで練習したり大会に参戦しなければ勝てません。私は4人兄弟の母子家庭で育ち、スノーボードを始めたころの大きな夢がオリンピックに出場すること。6年後、2030年のオリンピック出場を目指しています。自分が目標に向かってチャレンジしている姿を日本のみなさんに見ていただき、勇気やエネルギーを届けられる存在になります。」
【melos】
事前コメント
現役アスリートにとって奇跡のようなイベントに参加できることを光栄に思います。今、日本にはプロボクサーが約2000 人おり、その一人一人に命をかける理由とドラマがあります。しかし、彼らのほとんどがアルバイトなどの副業をしながら時間を作って活動しています。自分もそのうちの一人です。勝手にボクサーを代表して、ボクシングの持つ魅力や、僕が今抱いている野心を全力で伝えたいと思っています。
プレゼン内容
藤田選手「世界チャンピオンは、今の僕から5段階勝つことが必要。35歳までに全盛期を迎えるとして、2年後の31歳までに3段階目にいかなければこのチャレンジは失敗。もうすでに走り出していて、何としてでもこの成長感を持続させたい。世の中には自分の本音すら隠してしまうような人がたくさんいるのが事実です。僕がこの世の中を突っ走ることによって、彼らの心に少しでも火をつけることができれば本望です。」
【melos】
事前コメント
こんなにも早い段階で、学びになる機会を経験できてとても嬉しいです。アルペンスキーは日本ではメジャーなスポーツでは無いので、アルペンスキーの凄さと楽しさ、私が頑張っていること、どんな思いでアルペンスキーをやっているかなどをしっかり伝えていきたいです。当日お話を聞いてくださる方々に私の想いが伝わるように全力を尽くしたいです。
プレゼン内容
井戸選手「小学校3年生から5年生になるまで泣いていて、そこから強さを求め、(弱い自分を)克服し、世界一になるというエピソードを通じて、応援していただいている皆様やこれから出会っていく皆様に勇気を与える選手になりたい。」
ここまでで前半4人のプレゼンが終了。
後半4人のアスリートや受賞結果、レジェンドアスリートの写真・コメントは
続きからご覧ください。
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