自律神経の乱れに「ツボ押し」って効くの?漢方養生指導士が回答
最近疲れやすい。心臓がドキドキする。めまいや頭痛が増えた。あなたが悩んでいる症状は、自律神経の乱れが原因かもしれません。
「自律神経の乱れを整えるツボ」などがありますが、ツボ押しで自律神経の乱れは改善できるのでしょうか? 漢方養生指導士エステティシャンの白崎順子さんが解説します。
「自律神経の乱れを整えるツボ」などがありますが、ツボ押しで自律神経の乱れは改善できるのでしょうか? 漢方養生指導士エステティシャンの白崎順子さんが解説します。
東洋医学において、ツボは「経絡」の要所
適切なツボを刺激すると、自律神経の乱れを整える効果が期待できます。ツボは東洋医学に基づく考え方で、主に鍼灸医学の分野で活用されています。
東洋医学でツボは「経絡」の要所です。
東洋医学でツボは「経絡」の要所です。
【MELOS】
経絡とは、体中をめぐる「気」というエネルギーの通り道を指し、気には、人間の生命活動を支える大事な役割があると考えられています。
健康な状態では、気が体内をスムーズに流れています。しかし、気が減少したり滞ったりすると、体の機能が低下して、さまざまな症状が出ると言われています[*1]。
この気のよどみを改善する方法が、ツボ押しです。ツボは経絡に沿って全身に点在していて、刺激すると、気の流れを整える効果があるとされています。
[*1]https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/61/6/61_6_821/_pdf/-char/ja
健康な状態では、気が体内をスムーズに流れています。しかし、気が減少したり滞ったりすると、体の機能が低下して、さまざまな症状が出ると言われています[*1]。
この気のよどみを改善する方法が、ツボ押しです。ツボは経絡に沿って全身に点在していて、刺激すると、気の流れを整える効果があるとされています。
[*1]https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/61/6/61_6_821/_pdf/-char/ja
361個のツボが、国際標準として定められている
気・経絡・ツボは科学的に完全には解明されていませんが、東洋医学では古くから重要な概念として考えられています。
ツボの存在は世界的にも認められていて、2006年にはWHO(世界保健機関)によって361個のツボが国際標準として定められました[*2]。
ツボ押しは科学的に未解明な部分も多いものの、古くから一定の効果が期待できるとされています。不調を感じたときに手軽にセルフケアができるため、活用してみてはいかがでしょうか。
ツボの存在は世界的にも認められていて、2006年にはWHO(世界保健機関)によって361個のツボが国際標準として定められました[*2]。
ツボ押しは科学的に未解明な部分も多いものの、古くから一定の効果が期待できるとされています。不調を感じたときに手軽にセルフケアができるため、活用してみてはいかがでしょうか。
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