PK戦の末、FAコミュニティ・シールドを優勝|マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティFC
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【©︎ManCity】

ベルナルドの終了間際同点弾で望みを繋ぎ、マンチェスター・ユナイテッドをPK戦で撃破

昨シーズンのプレミアリーグ王者と、FAカップ覇者が激突するFAコミュニティ・シールド。昨季のリーグ王者であるマンチェスター・シティは、永遠のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

ペップ監督は、オスカー・ボブやリコ・ルイスといった若手を積極的に起用。また、ジェームズ・マカティーがトップチームで初めて先発出場を果たしている。24/25シーズン最初の公式戦となったこの試合は、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われた。

序盤は攻めるシティ、守るユナイテッドという構図。ポスト直撃とゴールに迫る場面を見せるも点を奪えないでいると、徐々にユナイテッドもペースを取り戻し前半は両者譲らずスコアレスで終えた。

後半、最初にチャンスを迎えたのはユナイテッド。裏へ抜け出したブルーノ・フェルナンデスがカットインからゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定でゴールは取り消された。

スコアが動かないまま時間が過ぎていく中、64分に新加入のサヴィオが初めてピッチに投入された。期待のブラジル人選手は自慢のスピードでドリブル突破を成功させ、会場を沸かす。

【©️ManCity】

スコアが動いたのは82分。ユナイテッドがカウンターから左サイドを突破すると、スピードに乗ったガルナチョがカットインからシュート。エデルソンの守るゴールネットを揺らし、シティは先制点を許してしまう。

それでも89分、シティが意地を見せる。右サイドの細かいパス回しから、オスカー・ボブが緩急のあるドリブルで相手DFを剥がすとゴール中央にボールを折り返す。このクロスに反応したベルナルドがヘディングで合わせ、シティがスコアを振り出しに戻した。

試合はこのまま1-1で90分を迎え、PK戦に突入する。PK戦は後攻となったマンチェスター・シティ。最初のキッカーのベルナルドのシュートがGKオナナに防がれるも、相手4人目のキッカー、サンチョのキックをエデルソンがストップ。最終的には8巡目で相手のエヴァンズが外し、後攻のアカンジが成功させたことでシティが勝利した。

24/25シーズン最初の試合となったFAコミュニティ・シールドで見事優勝したマンチェスター・シティ。今シーズンも数多くのタイトルを期待できそうだ。
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著者プロフィール

マンチェスター・シティFCは、1880年に設立されたイングランド・マンチェスターに本拠地を置くサッカークラブで、プレミアリーグに加盟しています。44シーズンぶりとなるリーグ制覇(2011-12シーズン)や、プレミアリーグ史上初の勝ち点3桁でのリーグ優勝(2017-18シーズン)など、近年世界で最も勢いのあるクラブとして知られています。

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