「人生に疲れた」と感じている人に不足しがちな3つの要因
本記事では、あんしん漢方薬剤師・山形ゆかりさんによる、人生に疲れたと感じる「生理的な要因」を紹介します。
【MELOS】
1.寝不足はメンタルを悪化させる
25歳:約7時間
45歳:約6.5時間
65歳:約6時間
体力や体質によって個人差はあるものの、上記の睡眠時間を確保できていなければ、睡眠不足で「人生に疲れた」という気持ちになっているかもしれない、と疑った方がいいでしょう。
また、睡眠時間は足りていても、睡眠の質が低くて疲れがとれていない可能性があります。睡眠の質を高めるために、寝る2~3時間前には入浴を済ませたり、起床したときに太陽の光を浴びたりしましょう。
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とくに、日光を浴びることで分泌される「セロトニン」という神経伝達物質は、通称「幸せホルモン」とも呼ばれ、睡眠の質に大きな影響を与えます。
日光を浴びて分泌されたセロトニンは、14~16時間後にメラトニンというホルモンに変わり、睡眠の質を高めます。そのため、セロトニンの材料となる「トリプトファン」を摂取するのがよいでしょう。
トリプトファンを多く含む食品:豆腐、納豆、大豆、魚介類、バナナ、玄米、卵、チーズ、牛乳など
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2.栄養不足も心身の調子を崩す
豆腐や納豆、バナナに多く含まれる「トリプトファン」は、前述のセロトニンの原料となる物質です。体内では合成できないため食品から摂取しましょう。
また、ビタミンDやビタミンB1、葉酸などの栄養が不足すると、うつ病を発症する方が増えるといわれています。きのこ類や魚介類、ビタミンB1は豚肉やナッツ、葉酸は納豆やレバーを取り入れるとよいでしょう。
3.やることが多く、キャパオーバーになると精神的余裕をなくす
責任感が強いことはいいことですが、きつくなってきたときは家族や友達、同僚といった周りの人に助けを求め、頼ってくださいね。案外みんな、手を差し伸べてくれたりしますよ。
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