鉄分をしっかり摂ることは大事だとよく聞きますが、どんな作用や効果があるのか、

また、鉄分が不足すると体にどんな影響があるのかご存知ですか？

鉄分は、体の中の赤血球をつくるために必要なヘモグロビンの材料と言われています。
(ヘモグロビン＝鉄分とタンパク質でできた色素)

ヘモグロビンの量が減ると体に運ぶ酸素のが少なくなり、体が酸欠状態となって貧血の症状になってしまうと言われています。

また、鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の二種類があり、
主に肉や魚などの動物性食品に含まれるものがヘム鉄、
野菜や豆、芋などの植物性食品、乳製品に含まれるものが非ヘム鉄と言われています。

どちらも同じ鉄分ですが、ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて体内への吸収率が高いと言われています。

では非ヘム鉄は良くないということなのでしょうか？

答えはいいえ。

非ヘム鉄は良質なタンパク質やビタミンCを多く含む食品と一緒に摂取すると、体内への吸収率がアップすると言われています。

普段の食事の組み合わせで鉄分の摂取を高めることが期待できます。

鉄分をサプリメントで補うこともできますが、ぜひ食事からも鉄分摂取を心がけてみてくださいね。

[ヘム鉄]
・レバー
・牡蠣
・まぐろ
・かつお
・牛、豚、鶏のレバー
・豚もも

[非ヘム鉄]
・ひじき
・大豆製品
・卵
・ほうれん草　など

バランスの良い食生活を心がけて、健康的な生活をおくりましょう。

[文：銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。