セレッソ大阪【J1リーグ第10節 C大阪vs.横浜FM】“桜のエース”が5戦連発の2得点と爆発。2度のビハインドを追い付いて勝点1を獲得
【CEREZO OSAKA】
立ち上がりからボールを握る横浜FM、プレスから高い位置で奪いにかかるセレッソ。この構図が明確になった中、3分、セレッソは自陣右サイドを取られてピンチを迎えるも、GKキム ジンヒョンが好セーブ。5分には、連動したプレスから相手GKのキックミスを誘い、レオ セアラがカットしてそのままシュート。惜しい場面を作る。序盤は互角の攻防が展開された中、17分、前節に続き先制を許す。自陣の背後に出たボールに対し、CBの舩木翔が素晴らしいカバーを見せたが、パスの出し所に迷っている隙を突かれボールを奪われると、素早くフィニッシュに持ち込まれ、エウベルのクロスから逆サイドの水沼宏太にヘディングで決められた。
ここから試合は横浜FMのペースになる。AFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦から中2日とタイトな日程の中、先発6人を入れ替えてきた相手に対し、「新たなチャンスを得た選手たちが非常にアグレッシブに団結して挑んできた。苦しい時間が続きました」と小菊昭雄監督もこの時間帯を振り返る。プレスが嵌らず、「相手のポゼッションから効果的に試合を進められてしまっていた」(香川)セレッソだが、追加点を与えることなく試合を進めると、45分にビッグチャンス。キム ジンヒョンが前線のレオ セアラへ的確なゴールキックを届けると、相手DFの背後を取ったレオ セアラがGKに倒されPKを獲得。ただし、自ら蹴った背番号9がまさかの失敗。それでも、試合途中に観客スタンドで急病人が発生して試合が止まった影響もあり、長く取られた前半アディショナルタイムに同点に追いつく。45+8分、前線からのプレスで香川と田中駿汰が挟み込んでボールを奪うと、田中のラストパスをレオ セアラが冷静に流し込んだ。
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(文=小田尚史)
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