キャディですがゴルフ初心者です。第39話「どうせ当たらないからは危険!」

Gridge(グリッジ)

【(c)Gridge】

初心者や初級者の頃は、
「どうせちゃんと当たらない。だけど少しでも距離を稼ぎたいから大きな番手で打とう!』
と考えてしまいがち。

これって事故に繋がる非常に危険な考えなのです。

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

【(c)Gridge】

かなり前ですが、初級者メンバーで河川敷のゴルフ場に行きました。
初心者ではなく、ある程度ゴルフの経験もあるメンバーだったので、それぞれで行動しながらラウンドを楽しんでいたのですが…。

あるホールで、同伴者の女性が残り80ヤード辺りのところで5番ウッドを持ちました。
そして、まだグリーン上に人が居るのにも関わらず、そのまま打ってしまい、結果ボールはグリーンを飛び越え、はるか向こうへ…。

これには同組のみんなも「えっ?!  えっ?!」とパニック。
もちろんグリーン上にいた方からはものすごく怒られてしまいました…。
普段ならピ9番アイアンで打つような距離…、打った本人曰く「どうせ当たらないから…、届かないと思った」と。
一歩間違えば大事故になるような冷や汗ものの出来事でした。

番手選びは、まずは前の組への打ち込みを防ぐために、ちゃんと当たるか当たらないかではなく、ちゃんと当たった場合はどのくらい飛ぶのか? ということを考えるようにしましょう。

ちなみに、前の組がいる地点にボールが届くのはもちろん絶対にダメですが、前の組の人にボールの着弾音が聞こえるような距離に打つだけでも、プレーに影響が出たり不快感を与えるのでNGです。一般的に前の組から50ヤード以内に打つことは『打ち込み』にあたります。しっかり覚えておきましょう。

【(c)Gridge】

つい『距離を稼ぎたい』と思ってしまいがちですが、
かなり危険な行為なのでやめて下さい。
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