ハイバウンス=初心者、ローバウンス=上級者?ウェッジのバウンスの選び方
【(c)photo-ac】
「アプローチでダフリ、トップ両方出てしまう」
そんなお悩みにお答えします。
この記事を書いている私(宮下芳雄)は、ゴルフ歴35年、2000年にプロテスト合格、コースレッスンは3500回ほど開催しているゴルフコーチです。
そんなお悩みにお答えします。
この記事を書いている私(宮下芳雄)は、ゴルフ歴35年、2000年にプロテスト合格、コースレッスンは3500回ほど開催しているゴルフコーチです。
そもそもバウンスって何?
バウンスとは、ウェッジのソールが膨らんでいる部分のことを言います。
実はこのバウンスデザインにより、バンカーショットが簡単になったり、アプローチショットでのダフリのミスを改善できたりします。
具体的には、バウンスデザインによってリーディングエッジが砂に刺さらず振り抜けるようになっていたり、フェースが開きやすくなっていたりするのです。
実はこのバウンスデザインにより、バンカーショットが簡単になったり、アプローチショットでのダフリのミスを改善できたりします。
具体的には、バウンスデザインによってリーディングエッジが砂に刺さらず振り抜けるようになっていたり、フェースが開きやすくなっていたりするのです。
ローバウンスとハイバウンスの違いって!?
ちなみに現在発売されているウェッジのバウンス角は8度~12度が中心です。
なかにはバウンス角が14度とかなり大きなものもあります。
それぞれのバウンスの特性について詳しく説明していきましょう。
【ローバウンス(8度以下)はバウンス角が少ないデザイン】
ローバウンスのウェッジは、冬の枯れた芝生からでもアプローチショットがしやすいです。
ハイバウンスと比べてソールの膨らみが少ない分、ボールだけをクリーンに打つことができるのです。
しかしバンカーショットではソールの膨らみがないために、リーディングエッジが砂に深く刺さりやすくなってしまい難しく感じるはずです。
プロや上級者など、テクニックがありバンカーショットに慣れていないと使うのは難しいです。
ローバウンスのウェッジは、アプローチショットでは扱いやすいですが、バンカーショットではテクニックがないと扱いが難しいのが特徴です。
【ハイバウンス(12度以上)はバウンス角が大きいデザイン】
バウンスが大きいウェッジは、リーディングエッジより先にバウンスが地面に当たるため、クラブヘッドが砂に刺さりにくいのが特徴です。
ボールと砂を一緒に打つバンカーショットでは、ハイバウンスの効果で打ち込み過ぎを怖がらず思い切って打つことができるのです。
そんなこともあり、ハイバウンスはバンカーショットでは強い武器になってくれるはずです。
しかし、その反面ハイバウンスは不都合も出てきます。
具体的には、冬場の芝生に厚みがなくなっている場所からのアプローチショットです。
インパクト時にバウンスが地面で跳ねてしまいトップのミスが出やすくなります。
ハイバウンスはバンカーショットでは武器になりますが、冬場のアプローチショットでは使いにくさがあるかもです。
【レギュラーバウンス(10度前後)は中間に位置するデザイン】
レギュラーバウンスはその中間に位置するウェッジです。
つまりバンカーショットも、アプローチショットにも対応できるバウンスデザインです。
1本でアプローチもバンカーも打ちたい人に合っていると思います。
なかにはバウンス角が14度とかなり大きなものもあります。
それぞれのバウンスの特性について詳しく説明していきましょう。
【ローバウンス(8度以下)はバウンス角が少ないデザイン】
ローバウンスのウェッジは、冬の枯れた芝生からでもアプローチショットがしやすいです。
ハイバウンスと比べてソールの膨らみが少ない分、ボールだけをクリーンに打つことができるのです。
しかしバンカーショットではソールの膨らみがないために、リーディングエッジが砂に深く刺さりやすくなってしまい難しく感じるはずです。
プロや上級者など、テクニックがありバンカーショットに慣れていないと使うのは難しいです。
ローバウンスのウェッジは、アプローチショットでは扱いやすいですが、バンカーショットではテクニックがないと扱いが難しいのが特徴です。
【ハイバウンス(12度以上)はバウンス角が大きいデザイン】
バウンスが大きいウェッジは、リーディングエッジより先にバウンスが地面に当たるため、クラブヘッドが砂に刺さりにくいのが特徴です。
ボールと砂を一緒に打つバンカーショットでは、ハイバウンスの効果で打ち込み過ぎを怖がらず思い切って打つことができるのです。
そんなこともあり、ハイバウンスはバンカーショットでは強い武器になってくれるはずです。
しかし、その反面ハイバウンスは不都合も出てきます。
具体的には、冬場の芝生に厚みがなくなっている場所からのアプローチショットです。
インパクト時にバウンスが地面で跳ねてしまいトップのミスが出やすくなります。
ハイバウンスはバンカーショットでは武器になりますが、冬場のアプローチショットでは使いにくさがあるかもです。
【レギュラーバウンス(10度前後)は中間に位置するデザイン】
レギュラーバウンスはその中間に位置するウェッジです。
つまりバンカーショットも、アプローチショットにも対応できるバウンスデザインです。
1本でアプローチもバンカーも打ちたい人に合っていると思います。
自分の打ち方に合ったバウンスを見つけよう
■ハイバウンスはアプローチを苦手にしてるアマチュアゴルファー向け
バウンス角が大きいハイバウンスは、ヘッドが芝生に刺さりにくく振り抜けが良いのが特徴です。
ハイバウンスが合う方は、「ハンドファーストでアドレスをする人」「右足寄りにボールを置く人」です。
両者ともに鋭角にクラブヘッドを打ち込むので、ハイバウンスにするとザックリなどの大きなミスを抑制することができます。
加えてダフりが多い人もハイバウンスによりソールが滑りやすくなるのでオススメです。
■ローバウンスはテクニックを使ってアプローチショットをしたいプロやゴルフ上級者向け
ローバウンスは、地面への接地タイミングがハイバウンスより遅くなるので、ボールをクリーンに打つテクニックを使いやすくなります。
こう書くと「ローバウンスはプロや上級者向けなの?」「初心者には難しそうで無理かも」と思う方もいるでしょう。
たしかにハイバウンスと比べると難しいかもしれませんね。
しかし、強いハンドファーストで構えなければ、意外に初心者ゴルファーでも使えたりします。
そんなこともあり、ハンドファーストの度合いを弱めて、ボールを中央へ置いてアプローチショットをする人はローバウンスでも大丈夫です。
ゴルフのキャリアではなく「構え方」「ボールの位置」を踏まえてバウンス角を選んでほしいと思います。
バウンス角が大きいハイバウンスは、ヘッドが芝生に刺さりにくく振り抜けが良いのが特徴です。
ハイバウンスが合う方は、「ハンドファーストでアドレスをする人」「右足寄りにボールを置く人」です。
両者ともに鋭角にクラブヘッドを打ち込むので、ハイバウンスにするとザックリなどの大きなミスを抑制することができます。
加えてダフりが多い人もハイバウンスによりソールが滑りやすくなるのでオススメです。
■ローバウンスはテクニックを使ってアプローチショットをしたいプロやゴルフ上級者向け
ローバウンスは、地面への接地タイミングがハイバウンスより遅くなるので、ボールをクリーンに打つテクニックを使いやすくなります。
こう書くと「ローバウンスはプロや上級者向けなの?」「初心者には難しそうで無理かも」と思う方もいるでしょう。
たしかにハイバウンスと比べると難しいかもしれませんね。
しかし、強いハンドファーストで構えなければ、意外に初心者ゴルファーでも使えたりします。
そんなこともあり、ハンドファーストの度合いを弱めて、ボールを中央へ置いてアプローチショットをする人はローバウンスでも大丈夫です。
ゴルフのキャリアではなく「構え方」「ボールの位置」を踏まえてバウンス角を選んでほしいと思います。
最後にまとめ
バウンス角は大きくても小さくても大丈夫です。
しかし自身がどんな状況でウェッジを使うのかを明確にして、その状況に合ったバウンスデザインを選ぶようにしていきましょう。
同じウェッジを使い、テクニックを駆使してアプローチやバンカーをするのも良いですが、限られた時間の中でゴルフを楽しんでいるエンジョイゴルファーさんは、自身がよく遭遇するシチュエーションに合ったバウンス角を選んでほしいなと思っています。
プロゴルファーやゴルフ上級者は、そんな思考でウェッジ選びをして、状況に応じて使い分けています。
ロフト角度はもちろんですがバウンス角にも注意してウェッジ選びをしてみてくださいね。
今回は以上です。
ではHave a nice golf!
しかし自身がどんな状況でウェッジを使うのかを明確にして、その状況に合ったバウンスデザインを選ぶようにしていきましょう。
同じウェッジを使い、テクニックを駆使してアプローチやバンカーをするのも良いですが、限られた時間の中でゴルフを楽しんでいるエンジョイゴルファーさんは、自身がよく遭遇するシチュエーションに合ったバウンス角を選んでほしいなと思っています。
プロゴルファーやゴルフ上級者は、そんな思考でウェッジ選びをして、状況に応じて使い分けています。
ロフト角度はもちろんですがバウンス角にも注意してウェッジ選びをしてみてくださいね。
今回は以上です。
ではHave a nice golf!
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