【トレイルランニングシューズレビュー】MERRELL 「MTL SKYFIRE 2 MATRYX®」 「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」
軽量で強度と耐久性に優れたMATRYX®でチューンした二つのレーシングモデル
【写真提供:トレイルランナーJP】
それでは2モデルの共通点から見ていきましょう。
(左)「MTL SKYFIRE 2 MATRYX®」(右)「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」 【写真提供:トレイルランナーJP】
Matryx®は高強度ポリアミドとケブラーの複合繊維。超軽量で耐摩耗性と耐久性に優れています。また、各糸が個別にコーティングされているため通気性や排水性が高いのも魅力です。
強度が高いため、アッパーに裏地を貼らずにシングルレイヤーで構成することができ、オーバーレイの補強も減らせるのが大きなメリットです。
【写真提供:トレイルランナーJP】
発汗が多い足裏を快適に保つため、37.5®を採用。 【写真提供:トレイルランナーJP】
それでは、モデル毎の特徴を見ていきます。まずは「MTL SKYFIRE 2 MATRYX®」から。
【写真提供:トレイルランナーJP】
極薄だが強度が高いMATRYX®のおかげでサイドのアンダーレイによる補強は不要になった。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ガセットタンを採用し、ホールド感がさらにアップ。 【写真提供:トレイルランナーJP】
重量は約200g(27.0cm/片足)で前作と変わっていませんが、ガセットタンやスタックハイトのプラス、そして大幅な強度アップを考えるとMatryx®によるチューンナップがかなり効果的なのは間違いありません。
次は「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」です。
【写真提供:トレイルランナーJP】
また、アッパーが薄くなった分だけ内部は広く感じるので、人によっては「MTL LONG SKY 2」よりハーフサイズダウンした方がフィットするかもしれません。
(上)「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」。(下)「MTL LONG SKY 2」。 【写真提供:トレイルランナーJP】
インソールにはパワフルなE-TPUを採用。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ラグジュアリーにゆったりと楽しみたいなら「MTL LONG SKY 2」、よりアグレッシブな走りでレスポンスを楽しみたいなら「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」と、好みによってチョイスするといいと思います。
その他、2モデルの比較をいくつか紹介します。
「MTL SKYFIRE 2 MATRYX®」(左)はヒールからプレートが顔を出している。「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」(右)は小さめのシャンクを内蔵している。 【写真提供:トレイルランナーJP】
「MTL SKYFIRE 2 MATRYX®」(左)はアウトソールの肉抜きを増やし、極限まで軽量化している。(右)は「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」。ラグの高さはどちらも5mm。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ソールの幅の比較。フォアフットは同じくらいだが、ヒール部は「MTL LONG SKY 2 MATRYX®」(下)の方が広い。 【写真提供:トレイルランナーJP】
MTL SKYFIRE 2 MATRYX®(左)と「MTL LONG SKY 2 MATRYX® 」(右)のフレックスを比較。 【写真提供:トレイルランナーJP】
MATRYX®チューンによる新たな世界をぜひ体験してください。
【写真提供:トレイルランナーJP】
MTL スカイファイア 2 マトリックス®
・価格:¥23,100(税込)
・スタックハイト:ヒール25mm – つま先19mm /ドロップ6mm
■メンズ:25.0 – 30.0cm [約200g(27.0cm/片足)]
カラー:ホワイト/マルチ
■ウィメンズ:22.5 – 25.5cm [約170g(24.0cm/片足)]
【写真提供:トレイルランナーJP】
MTL ロング スカイ 2 マトリックス®
・価格:¥23,100(税込)
・スタックハイト:ヒール23.5mm – つま先19.5mm /ドロップ4mm
■メンズ:25.0 – 30.0cm [約240g(27.0cm/片足)]
カラー:ホワイト/マルチ
■ウィメンズ:22.5 – 25.5cm [約200g(24.0cm/片足)]
カラー:ホワイト/マルチ
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