小祝さくらが意識するダウンスイングの動き

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良い構えが出来たら、意外とブレやすいのが“切り返し”。体を開かず左足にしっかり体重を乗せることをポイントに、小祝さくらプロが意識するダウンスイングの動きを解説。(撮影日:2021年8月3日) 【ALBA TV】

切り返しのポイント:右耳の後ろから手元を下す

辻村コーチ「ダウンスイングで手が入っていく位置としては、どの辺を意識してる?」

小祝プロ「今は、耳の内側を通ってくるイメージです」

辻村コーチ「悪い時は、外回りで体も開き気味で入ってくるのかな?」

小祝プロ「はい」

辻村コーチ「じゃあ、体を閉じた状態で耳の内側からボールに対して向かっていくような感じが理想的なんだね。やっぱり、おなかが抜けて、グリップが抜けて、ヘッドが利かない、これは体が開いた状態になりやすいよね。体を閉じたままボールを打つためには、耳の内を通って、インパクト直前まで左の腹斜筋が開いてないことだよね」

小祝プロの『理想的な切り返し』とは

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シーズン中も意識してコーチとして見てるんだけど、感覚的には耳たぶをつかんだところよりも前に手が出てくるんじゃなくて、内側に手が出てくる感じだよね。

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よく、最短最短って伝えるときもあるんだけど、最短というのはこう(耳たぶからボールに斜めに振り下ろす)じゃないんだよね。

体が右を向いた状態で、閉じてる状態の中からしっかり出てくること(体が捻転した状態から、手より体が先行して旋回する中での最短)。

体が閉じた状態にしっかりインサイドから入ってくる。それがさくらの意識する、『右耳の後ろからのコンタクト』だね。

左ヒザは伸びたらダメ

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辻村コーチ「外回りだと打点がズレることない? どこに当たって、球の力はどうかな?」

小祝プロ「手前側(ヒール)に当たって、スライス球になってきたり」

辻村コーチ「ということはやっぱり、外回りして体が開いてポイントに入ってくると、どうしても弱いスライスになっちゃうんだね」

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辻村コーチ「切り返しのポイントがズレると何が一番起こりやすい? さくらの場合」

小祝プロ「結構左ヒザが伸びきってしまったり。しっかりインパクトで捉えられないと、ヒザが開いて伸びきるみたいになっちゃうので、右に行く感じがありますね」

辻村コーチ「結構アマチュアの人とかでも、ヒザをしっかり伸ばすものだと思ってる人が多いけど、さくらはその意識ないよね?」

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小祝プロ「そうですね。(ヒザは)伸びたらダメっていうイメージはあるんですけど、無意識に伸ばしてしまう時があるので」

辻村コーチ「じゃあ踏み込んで体の前をクラブが抜けていく時っていうのは、ちょっとは左ヒザに余裕持ってる感覚っていうのが必要?」

小祝プロ「そうですね」

左ヒザが伸びて体が浮いてしまうのを矯正するドリル

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辻村コーチ「ちょっと悪い時のスイング見せて」

小祝プロ「ちょっとジャンプみたいな感じ。一回浮いちゃうので」

辻村コーチ「そういう時、シーズン中にはどう対処するかっていったら、さくらはあれやるよね。重心下げてさ、ほんとにお尻落としてってよくやらない?」

小祝プロ「やります」

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辻村コーチ「うん。その体勢じゃあ、ジャンプできないね(笑) その体勢でも打てる?」

小祝プロ「多分打てる」

辻村コーチ「さすがだね。やっぱりそうやって、浮きはじめた時の対処法を必ず持っているんだね。重心を下げて、突っ張らないように。低い位置でどれだけ回転できるかを大事にしてるってことだね」

本編の動画はALBA TVでご覧になれます
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