多くのテクノロジーが詰まった3代目アイアン!テーラーメイド「P770 アイアン」

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2023年1月、テーラーメイド最新の3代目「P770 アイアン」が発表されました。そこで、今回はティーチングプロの石井良介さんに、P770アイアンの特徴、試打した印象を解説していただきました。

P770 アイアンの特徴と性能

P770 アイアンは3年ぶりのリニューアルになります。前作もすごく人気のモデルでしたが、シャープな見た目で最先端の構造になっています。

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ヘッドは軟鉄(8620)鍛造中空ボディです。

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フェースはICTフォージドフェースを採用した薄肉構造で、中に「SpeedFoam Air」が詰まっていて、上の番手ではタングステンも詰まっています。今アイアンをやさしくするのに、打感をよくするために考えられる工夫が多く詰まっている最新のアイアンです。

この形状を最初見たとき、一瞬P790 アイアンと似ていると思いました。P790もすごく評価の高いモデルで、そのP790をよりシャープにした感じです。ロフトも少し寝かせて、球を上げやすく競技志向の人がやさしく感じるアイアンに進化したという印象です。

P770アイアン 試打した印象

中空構造のクラブはどうしても打感の部分が犠牲になることが多いのですが、「SpeedFoam Air」の効果なのか、打っていても安定して気持ちいい打感を得ることができました。

音も破裂音とかはなく締まった低音がして、打っていても打感の柔らかさや気持ちよさを感じました。

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7番アイアンでロフトが33°です。いま発売しているクラブの中では少し寝ている感じのクラブだと言えるでしょう。今回7番アイアンで、コンスタントに160ヤードくらい打つことができました。ロフトが寝ている中ではすごく飛距離性能が高いモデルだと思います。

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構えた感じがとてもシャープな印象です。同じテーラーメイドでもP7MC アイアンのように軟鉄鍛造でもっとシャープなモデルはありますが、シャープなルックスでもやさしさを感じることができる、次世代のスタンダード的なモデルではないかと感じています。

P770 アイアン おすすめユーザー

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P790 アイアンと比べたときに、芯の広さは少し小さくなるのではないかということは覚えておいてください。P790 アイアンの方が圧倒的にやさしいと思います。ミスヒットにも強いでしょう。

逆にボールをちょっと曲げたり、抑えたりなどコントロールするなら、今回のP770 アイアンの方がいいと感じました。

ある程度上昇志向でもっとゴルフがうまくなりたい人が、やさしいモデルから買い換えるときにはお助け要素もあり、シャープな要素もあり、とてもおすすめのアイアンだと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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