2種類の“4番ユーティリティー”をセッティングしてみました!

Gridge(グリッジ)

【(c)publicdomainq】

ユーティリティー(ハイブリッド)クラブ。今やプロアマ問わず誰もが使うお助けクラブですよね。

私もユーティリティーを2本セッティングしていますが、その組合わせは4番ユーティリティーが2本。

「えっ!? 何かの間違いじゃないの?」って思われるかもしれませんが、本当に4番が2本なのです。

アイアン型ユーティリティー派だったのですが…

私は元々2本のアイアン型ユーティリティーを使っていました。

1本は4番(ロフト角23度)で、キャリーは180〜185ヤード。

中空構造で通常の4番アイアンに比べて楽にボールが上がるので、非常に重宝しています。

もう1本の3番(20度)は、キャリー200ヤードくらいティーショットを打ちたいときや、フェアウェイが狭いホールでの“ティーショット専用”として使っていました。

7番ウッドや19度のウッド型ユーティリティーだと引っかけのミスが出やすいために投入したアイアン型ユーティリティーの3番。

確かに最初は安心感があったのですが、次第にラウンドのここぞという場面で引っかけのミスでOBが出るようになってしまいました。

元々ドライバーが曲がりやすいのをカバーするために使うクラブでOBが出るとショックも倍増というやつです…。

ユーティリティーはロフト22〜23度が一番飛ぶ!?

私が出した結論。

それはウッド型、アイアン型に関わらず、ユーティリティーはロフト角20度以下になると一気に難しさが増すということ。

ドライバーのヘッドスピードが45メートル/秒前後ですから、ロフト角19〜20度のユーティリティーは打てないことはありません。

しかしナイスショットの割合は3回に1回くらいでしょうか。

ラウンドでは3回に1回ナイスショットで2回ミスショットが出るよりも、3回そこそこのショットが出るほうが良いわけです。

そこで3番のアイアン型ユーティリティーを手離す決断をしました。

しかし7番ウッドは球が上がり過ぎて引っかけやすいし、5番ウッドだと飛び過ぎるので、いずれも代用になりません。

そこで白羽の矢が立ったのがロフト角22度の4番のウッド型ユーティリティー。

試しに今使っているアイアン型ユーティリティーと同じメーカーのものを試打してみました。

するとこれがドンピシャ!

キャリーで190〜195ヤードと、正直飛距離は少し劣りますが、ミスショットの割合が極端に低いです。

それに3回打ったときの平均飛距離なら、ミスショットが出ない分、確実に20度より22度のユーティリティーのほうが絶対に上です。

やっぱりドライバー同様、一発の飛びより安定感が大事ですよね。

クラブ選びは柔軟な発想で!

かくしてウッド型とアイアン型の2本の4番ユーティリティーをセッティングすることになった私。

同じ4番ですが、アイアン型に比べてウッド型のほうがロフトが1度立っていてシャフトも0.5インチ長いので、飛距離が10〜15ヤードくらい変わります。

ロフト角はたった1度しか変わらないので飛距離も変わらないだろうと思い込んでいたので、飛距離の階段が上手くできたことには自分でも驚きです。

改めてクラブ選びは柔軟な発想が必要だな、と思った次第です。

『これで次のラウンドからはOBの数が激減するはず♪』とぬか喜び!? の私なのでした。


というわけで今回はこのへんで。

それでは、また!
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