【トレイルランニングシューズレビュー 】HOKA「MAFATE SPEED 4(マファテスピード 4)」
【写真提供:トレイルランナーJP】
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マイルドなのにハイグリップ、洗練された接地感のテクニカルトレイルシューズ
サイド部は補強も少なくシンプル。 【写真提供:トレイルランナーJP】
上部が尖ったヒール形状は、もはやHOKAのスタンダードとなった。 【写真提供:トレイルランナーJP】
アウトソールは必要なゾーンにのみ貼られていますが、前作よりもカバーする面積が広く、フルレングスに近くなっています。コンパウンドはハイグリップで定評があるビブラムのメガグリップ。ミッドソールに張り付くベースの部分の厚みを押さえ、軽量化を図ったライトベース仕様です。ラグの高さは5mm。ラグの立ち上がり部分には細かい段差やトゲのようなマイクロラグが刻まれています。これは「SPEEDGOAT 5」にも見られる(「MAFATE SPEED 4」の方がより複雑)HOKAならではの手法です。
厚みを増したタン。ふんわりしたフィット感にアップデート。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ヒールは柔らかく、動きの自由度が高い。 【写真提供:トレイルランナーJP】
ミッドソールの厚さは十分にあるのでクッション性はもちろん高いのですが、HOKAのトレイルシューズの中ではエネルギーリターンは強めの印象で、弾みで体が前に押し出されるようにも感じられました。
5mmのラグを持っているだけあって、グリップはどんな局面でも強力です。また、ラグに新たにつけられた段差とそこから突き出したマイクロラグのおかげで、ソール全体の摩擦係数が上がっているのも感じられます。前作ではフォアフット中央部分のグリップが強く、“ガツン”とグリップする印象でしたが、「MAFATE SPEED 4」はラグの形状が変更された他、アウトソールの面積が広がったためか、粘りつつ噛んでくれるイメージになりました。マイルドに感じながらも、トータルのグリップ力は上がっていいます。
ラグ側面には段差+マイクロラグを配置。 【写真提供:トレイルランナーJP】
「MAFATE SPEED 3」(下)との比較。 【写真提供:トレイルランナーJP】
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(マファテ スピード 4)
・価格:¥24,200(税込)
・展開:Mens 25.0–29.0, 30.0cm・295g/27cm
・ソールスペック:ヒール33mm/フォアフット29mm オフセット4mm
・カラー:Mens Thyme/Fiesta、 Puffins Bill/Summer Song
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