【永井花奈】ビジネスゾーンが大切なわけ 私が大事にしているビジネスゾーン

ALBA TV

【GOLF Net TV】

“ビジネスゾーンとはどこなのか?”から始まり、その練習をする時のポイントや気をつけるべき点を永井花奈がわかりやすく解説する。

永井花奈(ながい・かな) 1997年生まれ。6歳からゴルフを始め、小学校時代から全国大会に出場。中学3年時には国内女子レギュラーツアー『ヨネックスレディス』でローアマチュアを獲得した。2016年、プロテストを堂々の1位で突破し、国内女子ファイナルQTも14位と上位につけた。2017年は『樋口久子 三菱電機レディス』でツアー初勝利。正確なショットを武器に2勝目を狙う。

ビジネスゾーンとは、どこのことなのか?

【GOLF Net TV】

ビジネスゾーンとして、手とクラブが動く、腰くらいの高さの範囲を意識して練習しています。ビジネスゾーンが完璧であれば他はどうでもいい! というほど大事に思っています。

ビジネスゾーンの練習

【GOLF Net TV】

ビジネスゾーンのスタンスは、肩幅くらいを目安に。

バックスイングでは、一番はヒザが流れない、スエーしないように注意しています。

【GOLF Net TV】

上半身の振り上げる感じについては、特に意識せず、流れでいいと思います。

そこよりも右ヒザの方が大事で、右膝が流れないようにバックスイングをしたら、手から始まるのではなく、足から始まるというのを特に大事にしています。

【GOLF Net TV】

「右ヒザが流れず上がり、左足から切り返して、打っていく」。

このビジネスゾーンの練習では、しっかりとしたインパクトでボールにパワーを当てる、打っていくっていうイメージで練習しています。

【GOLF Net TV】

あくまでもインパクトでしっかりボールにパワーを与えるっていうことが大事で、その後は惰性や回転が入ってくるので、もう考えずに、くるっと回ってしまって大丈夫です。

ビジネスゾーンの練習まとめ

1、ビジネスゾーンとは、インパクト前後のクラブの動きを指し、腰より下の高さ
2、バックスイングでは右ヒザが流れないように注意する
3、ダウンスイングの指導は、手からではなく左足の踏み込みから開始する
4、インパクトではボールをしっかり打ち込む意識で振る
  逆にフォロースルーは惰性に任せて自然に振ってOK

ビジネスゾーン練習時の注意点

実際に、バックスイングの右ヒザと、左足で踏み込んでから打つのを意識しながら打ってみたいと思います。

【GOLF Net TV】

ビジネスゾーンの練習をする時、トップの時のフェースの向きですが、前傾とフェースの向きは同じ角度、もしくは左のグローブのロゴが、前を向いているぐらいがいいかなと思います。

【GOLF Net TV】

上を向くとフェースが開いてしまったり、下を向きすぎてもかぶって当たってしまうので、上半身の前傾角と合わせるか、このロゴが正面を向いているくらいがベストだと思います。

【GOLF Net TV】

私が良いトップ作りで意識しているのは、まず最初にスタンスで構えてから、その場でコックを90度くらい作ります。

【GOLF Net TV】

そしたら、肩の回転を入れる。

それがキレイなトップの目安かなというふうに、私は思います。

【GOLF Net TV】

フルスイングする時に気をつけたいのが、元々スエーして上げてた人がスエーせずに回れるようになった場合に、左の切り返しの時に左に乗ろうとすると、今度は突っ込みという動作に変わってしまうという点です。

突っ込んでしまうと左に真っすぐ飛んでいったりすることが多いので、そうなってる方は、左に突っ込んでいないか、意識してみてください。

ビジネスゾーン練習時の注意点 まとめ

◎ トップでのフェース角の作り方
1、上体の傾きと同じ角度にする
2、左手グローブのロゴを体の正面に向ける

◎ キレイなトップの作り方
1、セットアップした状態から90度コックさせる
2、そこから肩の角度を加えることでキレイなトップになる

※ビジネスゾーンの練習で右ヒザのスエーが直った場合、フルスイングする時に左に突っ込んでしまうことがあるので要注意!
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「ALBA TV(アルバTV)」は2017年に生まれた新しい形のゴルフ専門インターネットTV局。無料番組が約7,000本以上見放題!トッププロのレッスンから、人気女子プロの素顔に密着した番組までゴルファー必見の動画が満載のサービスです!※GOLF Net TVは2023年1月より「ALBA TV」にサービス名を変更いたしました。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント