パー3、パー4、パー5。規定打数別に見る80台を出すためのマネジメント

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

こんにちは♪
スコア80台は、100を切れるようになったゴルファーの次なる目標です。
今回は、80台のスコアを出すための基本的な考え方と、どのようにコースマネジメントをしていけばいいのかのお話です。

17ホールでボギー、1ホールだけパーという考え方を持つ

スコア80台を出すためのまず基本的な考え方です。
18ホールすべてボギーで90、そのうち1つでもパーが取れれば89という考え方です。
80台を出すために、ただやみくもにピンを攻めてバーディーやパーを狙いにいってはいけません。
まずは18ホールすべてでボギーを取りにいきます。
パーオンは必要ありません。ただ愚直に「ボギーオン2パット」を毎ホール繰り返します。
その粘り強い繰り返しのどこかのホールで「寄せワン」が発生すれば、これで目標達成です。
初めて80台のスコアを出すためには、あらゆる欲求に対する「忍耐」が必要です。
しかし決して難しいことではなく、OBを打たない程度のショットの方向性と、50ヤード以内をグリーンの範囲内に打てる力があれば十分です。
圧倒的な飛距離や誰からも称賛されるスイングなどは必要ありません。
では規定打数別に、実際にどのようにマネジメントをしていけばいいのでしょうか?

【パー3】2オンで大丈夫!

「パー3はワンオンさせなければいけない。ワンオンしなければミスショットだ」
おそらくゴルファーの9割以上がこのように考えているのではないでしょうか?
しかし決してそんなことはありません!
パー3ホールには、多くのコースで花道があるのをご存知ですか?
もしコース設計者が「パー3はワンオン以外受け付けない!!」と頑として考えているのであれば、絶対に花道など作らないでしょう。
しかし、あえて花道を作ってあるということは、2オンもマネジメントとして正解ということ。
ショットはグリーンセンター狙いで、「当たりが悪くても2オンで十分!」と考え、自分に過度なプレッシャーを掛けずに気楽にショットを打つことです。
そして2打目は花道からグリーンに乗せて、そこから2パットでボギー。気楽にいきましょう!

【パー4】パー4は「ティーショット+パー3」

パー4は、パー3に毛が生えたようなものととらえておくと簡単です。
最初にドライバーなどでティーショットをして、あとは先ほどのパー3と同じ考え方をすればいいでしょう。
もし350ヤードのパー4として、ティーショットを200ヤード先に打てれば、残りは150ヤードのパー3です。
ティーショットで飛距離を稼ぐ必要などないことがわかりますよね。
OBや林、バンカーなどのトラブルだけは避けて打ちましょう。
プロゴルファーのような「2オンして当たり前」という考え方は当然必要ありません。

【パー5】グリーンまでの距離を4で割って無理なく刻む

パー5は長いですか?
一般営業のゴルフ場のパー5は、450〜500ヤードくらいでしょうか。数字だけ聞くと長く感じますね。
しかし今回の「80台を狙うマネジメント」では、ボギーオンすなわち4打でグリーンに乗せればいいわけですから、単純に距離を4で割ってみましょう。
そうすると1打あたり120〜130ヤードくらいになります。こう聞くと、すごく短く感じませんか?
パー5と聞くと、ドッカーンとティーショットを飛ばして少しでも距離を稼がなくてはいけないという「イメージ」がありますが、そんな考えは必要ないことがわかると思います。
安全な所へ着実に運び、「4打で乗せる」ことだけを考えて冷静にプレーしましょう。

ゴルフは「考え方」で簡単にスコアメイクできます

ゴルフでいいスコアを出すには、ドライバーでの圧倒的な飛距離や、アイアンでターフの取れるダウンブロー、キュキュッと止まる強烈なスピンアプローチが必要と想像される方が少なくないですが、ある程度のスコアまでならそこまでの技量は必要ありません。
そんな技術はなくても70台だって十分狙えます。
それよりも大切なのは、あらかじめ目標スコアを達成するためのプランを立て、それを忍耐強く続けること。
この忍耐力は普段の仕事や私生活においてもきっと役に立つものです。
考え方を柔軟にして、「コースマネジメント」をもっと楽しんじゃいましょう♪
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