最新技術満載で、注目のテーラーメイド最新作「SIMシリーズ」。ティーチングプロの石井良介さんに「SIM 」と「SIM MAX」のフェアウェイウッドをそれぞれ試打してもらい、その特徴を語っていただきました。

最大の特徴
テーラーメイドのSIMフェアウェイウッドには、3番と5番があります。

前作のM5と同様に、SIMもチタンで出来ているのが一番の特徴。80gのウェイトをソールに配置しています。コストが掛かるチタンをあえて使用するところに、重心を下に集めるメリットを強く求めるメーカー側の意図がうかがえます。

性能
フェース面もテーラーメイドのツイストフェーステクノロジー搭載。多少芯を外してもまっすぐ飛ばしてくれます。フェアウェイに戻してくれる効果もあるので安心です。

フォルム
ドライバー同様、上がカーボンでクラウン部分がフラットに感じて構えやすいので、引っかかる恐怖感を感じません。捕まりすぎてほしくない方は、こういうフェアウェイウッドを使うとより思い切って攻めていけると思います。

試打の感想
実際に打ってみるとボールもしっかり上がり、上級者がコントロールしやすいフェアウェイウッドです。

V STEELと書いてあるソールの部分がレールになっているので、地面に接地したときに上手く滑ってくれます。フェアウェイウッドは非常にライの影響を受けやすいので、そういうときに抜けとかを考えているクラブです。

性能
テーラーメイドのフェアウェイウッドですから、当然「スピードポケット」とフェース面には「ツイストフェース」という2つのテクノロジーが搭載されてます。

フォルム
構えたときに、SIMよりも肉厚感のある丸いフォルムでボリューム感があります。上からぶつけていってもライナーな感じで強い球を打ちやすく、いろんな打ち方にも対応できるので、とてもストライクゾーンの広いフェアウェイウッドです。

試打の感想
実際打ってみると、SIMよりも自然に球が上がりやすいです。

おすすめのユーザー
上級者の方はもちろん、距離を稼ぎたい方はぜひ使っていただきたいと思います。

フェアウェイウッドを使っていて球が浮ききらない方や、球がつかまらない方、またはコースで使うときにフェアウェイウッドに対して苦手意識を持ってる方は、この「SIM MAXフェアウェイウッド」がおすすめです。

中級、初級者の方で、フェアウェイウッド最初の1本どれにしようか迷っている方は、5番ウッド・7番ウッドぐらいから試してみてはいかがでしょう。


SIMとSIM MAXを比較すると、「SIMフェアウェイウッド」自体は球が浮きやすく作ってありますが、ヘッドスピードが速い方におすすめです。

それに比べてSIM MAXの方はより寛容性があり、高い球が打ちやすいので、フェアウェイウッドに高さとやさしさが欲しい方は「SIM MAXフェアウェイウッド」をおすすめします。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。