スイングレベルは80台ですが、100が切れない――そんな人は仮想ラウンド!
【getty】
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、スイング技術は十分あるのに、100が切れないy様にアドバイスしたお話です。
良いスイングになっています
良いスイングになっています 【getty】
練習場で練習をしていると、見られている視線を感じるようになって来たそうです。
私が見ても、コンパクトでフォロースルーのきれいに取れた良いスイングだと思います。
当店(ビッグキャリーゴルフショップ)の生徒様は、スイングレベルがスコアを作る技術より先行して上達します。
ショットもアプローチもパッティングのレッスンをしていても、十分80台でラウンドできるレベルに達しています。
しかし、月イチのゴルファーに100の壁はなかなか超えられません。
仮想ラウンド
仮想ラウンド 【getty】
つまり、y様は100を切った経験がないので100を切るためのゲーム運びを知らないのです。
そのような方には、90台でラウンドする仮想ラウンドをしてもらいます。
方法は、夜、布団に入ったら良く行くコースを思い浮かべて、ハーフを仮想ラウンドします。
スコアはオールボギーの45打です。
オールボギーですが、思い付く限りいろいろなボギーを想定して仮想ラウンドをしてください。
2オン3パットや4オン1パットなど、毎晩、仮想ラウンドをしてスコアは毎回45打です。
脳科学
脳科学 【getty】
毎回45打で空想ラウンドをしていれば、45打でラウンドしたという記憶が残っていきます。
誰でも、初めて経験することは失敗しやすいですが、記憶の中にそのことを経験した記憶があれば成功の確率は高くなります。
それに、y様のスイングレベルは80台でラウンドできるくらいまで上達しているのですから、仮想ラウンドを重ねれば、近々良い報告を聞かせていただけると思います。
私は、スコアの壁を乗り越える時に、良く仮想ラウンドをしました。
読者の方でも、中級程度のゴルフ技術があれば、ティーショットをフェアウェイの中央に打ち、セカンドショットをグリーン中央に打ち、2パットのパーを、何度も何度も繰り返し想像するだけで、記憶の中に、経験が積み重ねられていきます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。
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