【医師監修】ダイエットしたら胸から痩せるって本当?胸の大きさをキープするには?
【common 胸から痩せるって本当?】
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ダイエットで胸は小さくなる!?
胸はほとんどが皮下脂肪でできています。そのため、脂肪を落としてダイエットをするなら、いくらかは小さくなってしまうのです。
どのくらい変わってしまうのかは、個人差があるので何とも言えません。脂肪の量や遺伝、ダイエット方法などによっても異なってくると思います。
一つ言えるのは、急激なダイエットをした場合は、特にたるみが生じやすくなるということ。ハリがなくなったと感じる方も多いようです。短期間での無理なダイエットは身体への負担も大きくなり、リバウンドにも繋がりやすいのでやめましょう。
栄養の偏ったダイエットは胸が小さくなる
【胸が小さい 悩む女性】
さらに、必要な栄養が摂れずに女性ホルモンの分泌が減少してしまうと、胸の発達にも悪影響があると考えられます。ホルモンバランスの乱れは、あらゆる不調に繋がりますので、決して軽視してはいけません。急激なダイエットで生理が止まったなどという事態は、絶対に避けて欲しいと思います。
ダイエットで胸を小さくしないためには食べること
特に、身体をつくるたんぱく質、女性ホルモンの安定に役立つ大豆製品などはとても大事!よく「豆乳を飲んだら胸が大きくなった」という話も耳にするかと思います。それは、豆乳が大豆製品であり、それが良い影響を及ぼしたのかもしれませんね。
たんぱく質というとお肉に頼りがちですが、豆乳、納豆、豆腐などの大豆製品も意識的に取り入れていきましょう。
胸が垂れる原因。ランニング時には注意が必要
【スポーツブラ】
それを防ぐために、運動をするときには胸を固定するようにしましょう。なるべく揺らさないようにした方が、胸の形はキープできるはずです。
ただし、有酸素運動により脂肪を減らすことに成功すれば、ある程度は胸の脂肪も落ちてしまいます。冒頭でお伝えした通り、痩せて多少胸が小さくなってしまうのは仕方がないことだと心得ておきましょう。
ダイエットで胸を小さくしないためには、トレーニングで引き締めるという選択
【トレーニング 女性】
脂肪を減らすためのダイエットとは異なるため、胸が小さくなることはありません。むしろ、元々の胸の脂肪を生かして胸筋を鍛えれば、位置が上がる、形がよくなるなどのメリットが得られるかもしれません。
痩せたい!と思ったときに、ただ食事量を減らすのか、体重は意識せずに筋肉をつけて引き締めていくのかで、胸への影響は変わってくると思います。胸をできるだけ小さくしたくないという方は、トレーニングをすることも検討してみると良いでしょう。食事制限をする場合でも、トレーニングを並行して行うのがおすすめです。
[監修]
工藤 孝文
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院を経て、福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。2017年よりスマホ診療を導入。日本糖尿病学会・日本東洋医学会・小児慢性疾病指定医。 「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演多数。
正しい姿勢なら、ダイエットしても胸が小さくならない!?
スマホの普及が原因の一つではないかと思いますが、姿勢が悪く、背中が丸まっている人が本当に多くなっています。首が前にでていて、身体全体の軸がずれているような姿勢は、腰痛や慢性的な疲労感を引き起こす原因になっています。見た目も、何だか健康的ではないですよね。
そんな悪い姿勢が続くと、胸の位置が下がってしまいます。大きさは同じであっても、シルエットは大きく変わってくることでしょう。反対に、ダイエットをして胸が少し小さくなっても、しっかり胸を張って姿勢を正していれば気にならない程度の変化に感じられるかもしれません。
ダイエットをして胸が小さくなることが嫌なのであれば、こんな風に見せ方の工夫をしてみると良いでしょう。正しい姿勢でいることは、快適に暮らすためにも大事なことです。年をとった時にも、きっと役に立ちます。ぜひ意識してみてください。
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