イオンスポーツ『TOUR WEDGE』スピン性能を備えたやさしく打てるウエッジを徹底検証
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
そして、今作はそのスピン性能を継承しつつ、ウェイトをトウ側に装着することでスイートエリアが格段にアップ。ミスヒットに強いモデルに仕上げたという。そこで今回、その実力をゴルフ5プレステージ新宿店のウエッジフィッター、隠岐和也氏にテストしてもらった。
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ウエッジに重心カスタマイズという新たな概念 打点がズレても変わらない距離とスピン性能が群を抜く
センターヒットとトウヒットで飛距離、スピンが変わらない
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では、実際に「GC2」によるデータを見ていきますが、驚くのはやはりスピン量と打点のブレに対する強さです。センターヒットとトウヒットの数値がほぼ変わりません。
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確かにスイートエリアが広い。これならやさしくプレーができそうですね。
本当に幅広いゴルファーに薦められる
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隠岐:そうですね、片山さんのデータも私のものと同じです。52度を例に取れば、センターヒットの飛距離が91ヤードでスピン量が9148rpm。トウヒットの距離は82ヤードでスピン量は1万86rpm。距離、スピン量ともに大きく変わることはありませんでした。当たり所によって、バラつきが出るウエッジではないことを分かってもらえたと思います。
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隠岐:かなりトウに当たったということを考えれば、この差で収まるのはすごいことだと思いますよ。
片山:この許容性を考えると、どんなゴルファーにも使用メリットがありそうですが、隠岐さんはどういう人に推奨されますか。
隠岐:そうですね、今回はアマチュアゴルファーがミスしやすいトウヒットを例にとって検証してみましたが、逆にヒールに当たりやすい人なら重いウェイトをヒールに装着することで打点がセンターに寄りやすくなります。個々のゴルファーの打点によって、カスタマイズできるのも『ツアーウエッジ』のメリットなので、本当に幅広いゴルファーがやさしく使えるウエッジだと思いますよ。
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2010年の入社時よりクラフトマンを7年経験。2016年10月にゴルフ5プレステージ日本橋店の立ち上げに参加。2019年3月よりゴルフ5プレステージ新宿店勤務。ゴルファーに寄り添った接客と確かなフィッティングの技術で日々最適な1本を提案している。
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