【恋愛病】口癖は“どうせ無理”回避性パーソナリティタイプのあなたが幸せになる方法
【Getty Images】
どんな時代でも私たちの心をもてあそぶ【恋愛病】。幸せになりたいと願うのに、なかなか幸せな恋愛が訪れないと嘆くあなたへ。臨床心理士でもある筆者が、幸せな恋愛をするための見極め方を数回に渡ってお伝えしていきます。
※リンク先は外部サイトの場合があります
恋愛、なぜうまく行かないの…?
「また今回の恋もだめだった…」「良い縁がない…」「いつもダメな人ばかり好きになっている気がする…」そう溜め息をついている方、「男運・女運がないから」と一言で片づけるのは簡単ですが、実はこうしたケースには共通した問題があることをご存知ですか?それは、相手の本質を見極めることができずに、自分と合わないタイプの人を無意識に選んでしまっていること。「運命の出会い」という話も聞きますが、偶然起きたハッピーでラッキーな出来事ではなく、実は自分自身が作り出しているものなのです。
人はそれぞれ固有の認知(受け止め方)、感情、行動様式を持っており、これは心理学ではパーソナリティ(人格)と言われます。恋愛関係を築くのにパーソナリティは重大な影響を与えています。パーソナリティは人によって様々。ということは、恋愛に対しての考え方、求愛行動の仕方は驚くほど人によって違うのです。なので、そもそも自分と合うパーソナリティの人でなければ恋愛は成り立たないと言えるでしょう。恋愛関係で問題が起きるのは、相手のパーソナリティを分からないまま、本当は自分に合わない人を選んでしまうから。さらには、自分のパーソナリティを知らぬままに恋愛相手を求めているということから起きているのです。
人はそれぞれ固有の認知(受け止め方)、感情、行動様式を持っており、これは心理学ではパーソナリティ(人格)と言われます。恋愛関係を築くのにパーソナリティは重大な影響を与えています。パーソナリティは人によって様々。ということは、恋愛に対しての考え方、求愛行動の仕方は驚くほど人によって違うのです。なので、そもそも自分と合うパーソナリティの人でなければ恋愛は成り立たないと言えるでしょう。恋愛関係で問題が起きるのは、相手のパーソナリティを分からないまま、本当は自分に合わない人を選んでしまうから。さらには、自分のパーソナリティを知らぬままに恋愛相手を求めているということから起きているのです。
まずは自分のタイプを知ろう!
幸せな恋愛をするには、まずは自分がどんなパーソナリティの人なのかを知ることから始まるのだと思います。ヨガでも、自分を客観的に観察することを大切にしますが、カウンセリングでも一緒です。自分を理解してから、相手はどんなパーソナリティの人なのかを理解しましょう。パーソナリティのタイプもいくつかあるのですが、今回は回避性パーソナリティタイプの人の特徴や恋愛スタイルについてお話していきます。
回避性パーソナリティタイプとは
まずはチェックしてみましょう!
□人から嫌われるのが嫌なので、人付き合いは少なくしたい。
□「どうせ自分には魅力がない」と思っている。
□自分の気持ちを表現するのは苦手。
□自分に好意を持ってくれていない人とはあまり付き合いたくない。
□人付き合いが多いのは苦手。
チェックが半分以上ある人は、もしかしたら回避性パーソナリティタイプかもしれません。回避性パーソナリティタイプの特徴は大きく3つ。
?親しくなるのを避けて距離を置いてしまう
物理的にも精神的にも他人が接近しすぎることに敏感なので接触を避けようとします。また過度に気を使ったり、神経質なところも。それ故に、恋愛関係になってもセックスレスになりやすいとも言われています。
?「自分なんか幸せになれない」と思い込んでいる
回避性パーソナリティタイプの人は、過度に失敗することを恐れています。失敗して傷つくくらいなら最初からやらないと思い、実際の自分の実力よりも下の学校や会社、コミュニティで満足しようとします。
?好きな人ができにくい
恋愛関係を作るには、パーソナリティのタイプの他に、【愛着(=母親との関わりによって形成される半永久的な絆)】が安定しているか安定していないかも大きなカギに。回避性パーソナリティタイプの人は愛着が薄く、深い関係を築きづらいと言われます。
回避性パーソナリティタイプの人は、根底には自分への自信のなさがあります。養育者から認めてもらう機会が少なかったこと、あるいは、人前で恥をかいたり、いじめられたりして傷つく経験をしたことなども自信のなさに繋がっているのでしょう。
□人から嫌われるのが嫌なので、人付き合いは少なくしたい。
□「どうせ自分には魅力がない」と思っている。
□自分の気持ちを表現するのは苦手。
□自分に好意を持ってくれていない人とはあまり付き合いたくない。
□人付き合いが多いのは苦手。
チェックが半分以上ある人は、もしかしたら回避性パーソナリティタイプかもしれません。回避性パーソナリティタイプの特徴は大きく3つ。
?親しくなるのを避けて距離を置いてしまう
物理的にも精神的にも他人が接近しすぎることに敏感なので接触を避けようとします。また過度に気を使ったり、神経質なところも。それ故に、恋愛関係になってもセックスレスになりやすいとも言われています。
?「自分なんか幸せになれない」と思い込んでいる
回避性パーソナリティタイプの人は、過度に失敗することを恐れています。失敗して傷つくくらいなら最初からやらないと思い、実際の自分の実力よりも下の学校や会社、コミュニティで満足しようとします。
?好きな人ができにくい
恋愛関係を作るには、パーソナリティのタイプの他に、【愛着(=母親との関わりによって形成される半永久的な絆)】が安定しているか安定していないかも大きなカギに。回避性パーソナリティタイプの人は愛着が薄く、深い関係を築きづらいと言われます。
回避性パーソナリティタイプの人は、根底には自分への自信のなさがあります。養育者から認めてもらう機会が少なかったこと、あるいは、人前で恥をかいたり、いじめられたりして傷つく経験をしたことなども自信のなさに繋がっているのでしょう。
回避性パーソナリティタイプの恋愛傾向とは?
なかなか好きな人ができづらいタイプですが、でも恋愛に落ちないということもないのです。回避性パーソナリティタイプの人は、【だんだんと好きになっていく】のが特徴。不安が強く、自分にも自信がないので「拒絶されるかもしれない」という気持ちが常に付きまといます。また、急激に距離感を縮められることも抵抗を感じやすいので、時間をかけて徐々に親しくなっていくことを求めています。もし自分が回避性パーソナリティタイプだった場合は、少しずつでいいので、【自分をさらけ出していくこと】や【自分の気持ちを相手に伝えるよう心掛ける】ことで相手との距離は縮まりやすくなるでしょう。
回避性パーソナリティタイプとどう向き合う?
好きになった人が回避性パーソナリティタイプということもあるかもしれませんよね。そうなったら、どう向き合っていくと良いのでしょうか?
?さりげなく褒めてみる
あまり褒められてきた経験がない回避性パーソナリティタイプの人は、自分の良いところを認められるとうれしく感じます。ただし、取って付けたように急に褒められるとかえって抵抗してしまうので、少し関係ができてきた頃にしましょう。褒める内容は曖昧なことよりも、具体的にはっきりと伝えてあげるのもポイント。
?少しずつ関係を築いていく
なかなか急激に距離を縮められないタイプの人なので、あまり強引に気持ちを聞きだしたりしない方が良いです。相手のペースに合わせて少しずつ関係を築いていきましょう。また、直接会うことよりも、最初は電話やメールなど間接的なツールを使ってみると、少しハードルが下がるかもしれません。
?相手に任せっきりにしない
このタイプの特徴である、慎重さが災いして、なかなか結婚や子供を持つことに踏み切ろうとしない人も多いです。「いつかは結婚してくれるだろう」「いつかは子供を欲しいって言ってくれるだろう」と思っていたら気づいたら数年…なんてこともあります。もしあなたの中で「待てない。」という思いや、譲れないものがあるとしたら、はっきりと決着をつけることもお互いのためかもしれません。
今回は、回避性パーソナリティタイプについてお伝えしました。自分が回避性パーソナリティタイプだった場合は、他人に頼りすぎず、自己開示を心がけていくことです。逆に相手がこのタイプの場合には、相手のパーソナルスペースを大切にしながらも、自分だけが合わせすぎて疲弊しないようにすることがポイントかもしれませんね。次回は相手に尽くしてしまう【依存性パーソナリティタイプ】についてお話していきたいと思います。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
?さりげなく褒めてみる
あまり褒められてきた経験がない回避性パーソナリティタイプの人は、自分の良いところを認められるとうれしく感じます。ただし、取って付けたように急に褒められるとかえって抵抗してしまうので、少し関係ができてきた頃にしましょう。褒める内容は曖昧なことよりも、具体的にはっきりと伝えてあげるのもポイント。
?少しずつ関係を築いていく
なかなか急激に距離を縮められないタイプの人なので、あまり強引に気持ちを聞きだしたりしない方が良いです。相手のペースに合わせて少しずつ関係を築いていきましょう。また、直接会うことよりも、最初は電話やメールなど間接的なツールを使ってみると、少しハードルが下がるかもしれません。
?相手に任せっきりにしない
このタイプの特徴である、慎重さが災いして、なかなか結婚や子供を持つことに踏み切ろうとしない人も多いです。「いつかは結婚してくれるだろう」「いつかは子供を欲しいって言ってくれるだろう」と思っていたら気づいたら数年…なんてこともあります。もしあなたの中で「待てない。」という思いや、譲れないものがあるとしたら、はっきりと決着をつけることもお互いのためかもしれません。
今回は、回避性パーソナリティタイプについてお伝えしました。自分が回避性パーソナリティタイプだった場合は、他人に頼りすぎず、自己開示を心がけていくことです。逆に相手がこのタイプの場合には、相手のパーソナルスペースを大切にしながらも、自分だけが合わせすぎて疲弊しないようにすることがポイントかもしれませんね。次回は相手に尽くしてしまう【依存性パーソナリティタイプ】についてお話していきたいと思います。
ライター/南 舞
臨床心理士。岩手県出身。多感な思春期時代に臨床心理学の存在を知り、カウンセラーになることを決意。大学と大学院にて臨床心理学を専攻し、卒業後「臨床心理士」を取得。学生時代に趣味で始めたヨガだったが、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングと近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。現在は臨床心理士としてカウンセリングをする傍ら、ヨガ講師としても活動している。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ