ヨガマットを購入する時、厚みや機能性、価格やブランドなど、色々な視点がありますが、色選びには何か基準があるのでしょうか。ヨガライフを楽しむためのヨガマットカラーのチョイス方法3選をお届けします。

体には「チャクラ」と呼ばれるエネルギーセンターが7つ存在すると言われており、それぞれのチャクラにはそれを表すカラーが決められています。ヨガをしていく中で何を実現したいか？という想いと関連するチャクラカラーで、ヨガマットを選んでみるのはいかがでしょうか。

ムーラダーラ・チャクラ・・・骨盤底（尾てい骨）／赤
スヴァディシュターナ・チャクラ・・・下腹部／オレンジ
マニプラ・チャクラ・・・胃あたり／黄色
アナハタ・チャクラ・・・胸（心臓）／緑
ヴィシュディ・チャクラ・・・喉／水色
アージュナ・チャクラ・・・眉間／青・藍
サハスラーラ・チャクラ・・・頭頂／紫

スポーツ選手なども勝負下着を選ぶ時に取り入れているのが、パワーが出る色を選ぶOリングテスト。例えば、赤のものを持ちもう片方の手の親指と人差し指で輪っかを作ります。(目を開けても閉じてもOK）他の人に輪っかを開くように引っ張ってもらい、自分は指同士を離さないようにします。手に持っている色によって、力の入り具合が違うことを実感できるでしょう。ヨガマットを手に持ってみたり触れたりしながら、このテストを行うと、パワーがより発揮できる色を、体が教えてくれるでしょう。

あなたはパワフルで元気がでるヨガが好きですか？体と心を緩めてリラックスするヨガが好きですか？赤やオレンジといった暖色系は交感神経に作用し、青や紫といった寒色系は副交感神経に作用すると言われています。好きなヨガや日常的に練習するヨガの種類で、ヨガマットを選ぶことで、よりヨガの効果を感じやすくなるかもしれません。

パワー系、ヴィンヤサ系など体を動かしエネルギーを動かすヨガ
→→赤、ピンク、オレンジなどの暖色系

リラックス系、リストラティブヨガ、陰ヨガなどのエネルギーを落ち着かせるヨガ
→→青、ネイビー、紫などの寒色系

どのような選び方にしても、価格で妥協したり、これしかないから、と適当に選ぶのはあまりお勧めできません。ヨガライフを楽しむために、カラーチョイスにも自分なりのこだわりを見つけてみては。

Text by KANA ITO
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。