つくばみらい市制10周年に誕生したマラソン大会 仮装、給トマト、物凄い表彰数にほっこり、ビックリ

三河賢文

大盛り上がりの仮装部門

【写真提供:三河賢文】

 本大会には、小学生・中学生の部や親子ランなど、多数の種目がありました。親子で手を取り懸命にゴールへ走る姿は、誰しも応援したくなるのではないでしょうか。しかし今回、中でも注目したいのが、5kmの部に設けられた特別部門「仮装の部」です。

【写真提供:三河賢文】

 10kmゴール後にすぐスタート地点に向かうと、そこには大勢の仮装ランナーが。最近、仮装歓迎の大会が少しずつ増えていますが、改めて見ると壮観です。ちょっと、大会中に見かけた仮装をご紹介しておきます。

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 エリザベス(銀魂)、ケビン(ミニオンズ)、悪代官、鉛筆。

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 忍者、ネコバス、コマさん(妖怪ウォッチ)、チェシャ猫、工事現場の皆さん

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 夢のコラボ! ウルトラマン&地球防衛軍。

【写真提供:三河賢文】

 auでおなじみ「三太郎」シリーズ。

【写真提供:三河賢文】

 かなり重装備な仮装ランナーが目立ちますが、もちろん皆さん、しっかり5kmを走り切っていました。気温など関係なく、きっと中は蒸し風呂状態となっていたはず。しかし皆さん、沿道の声援に応えながら楽しそうに走っています。

【写真提供:三河賢文】

 ちなみにランナーだけでなく、給水所のスタッフまで仮装という徹底ぶり。この大会を盛り上げようという熱意が伝わってきます。

【写真提供:三河賢文】

 ゴール後、会場では子供たちと仮装ランナーとの撮影会が自然と行われていました。これは、小学生から参加できる部門があればこそ。お互いにとって素敵な思い出が残せたのではないでしょうか。
 ちなみに、大会後にはこんなシュールな光景も。「シャア専用」とありますが、グループで参加されていたのですね。仮装ランナーの皆さま、お疲れ様でした。

たくさんの表彰者

【写真提供:三河賢文】

【写真提供:三河賢文】

 表彰は、各部門別で6位まで。私は10km(16〜39歳)部門で8位と、残念ながら一歩届かずでした。しかし種目・部門は細かく分かれている他、さらに遠来賞や最高齢参加賞、当日賞(22位)、とび賞と表彰者の数が物凄いことに。これだけたくさんの方々が表彰される大会、そうそうありません。
 ちなみに、仮装部門は比較的軽装な方が表彰されるのかと思いきや、なんと鉛筆さんが2位に。メダルは左手の赤鉛筆にかけられ、会場は笑いで溢れていました。

 年齢、そして服装を問わず誰もが楽しめる「みらいマラソン」。来年の開催は未定とのことですが、この盛り上がり、ぜひ来年も開催してほしいと感じます。気になった方は、来年の出走候補レースとしてチェックしておいてはいかがでしょうか。

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著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

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