月1の練習は“かば”を目指して走る! でら子が行く、ランニングクラブ探訪 vol.1
【スポーツナビDo】
この日の参加者は9人。まずは各自ストレッチ 【スポーツナビDo】
だったらくよくよ悩まず、どんなランニングクラブがあるのか一緒に走って確かめようではないか! そこで梅雨明け直前のとある木曜日、ランシュー片手に皇居に程近いスポーツ複合施設「Marunouchi Bike&Run」へ。ランニングクラブの潜入取材に向かいました。
今回お邪魔したのは「コカイブツラン」の皆さん。代表を務める小海(こかい)信哉さんの苗字をもじったかわいらしい名前のランニングチームです。昨年の「東北風土マラソン&フェスティバル」で知り合った4人で結成され、1年経った現在の登録メンバーは30人ほど。サブ3のシリアスランナーからこれから初マラソンの方まで、年齢層も20〜50歳代と幅広いランナーが参加しているそうです。
男女比は半々くらい。おのおのが友達を誘っていくうちにメンバーも増えたそう 【スポーツナビDo】
ユニークなのは、その活動スタイル。ランニングクラブと言えば、平日1日+休日1日集まってガシガシ走るか、逆に大会の時だけ集まるチームも多いですが、コカイブツランの活動は月1回の練習のみ。皇居周辺を走った後は、近くの安くておいしい居酒屋、通称“かば”でみんなで乾杯!――と、なかなかゆるいのが特徴。そして話を聞くと全員口をそろえて「“かば”のためだけに走るんです!」と鼻息荒い。ファンラン、そして安ウマ居酒屋……年齢も走力も関係なくメンバーが集まる理由は、ここにありそうです。
“組長”こと結成メンバーの田中さん(左)がなぜか縄跳び持参。信号待ちの間に跳んでみるも、意外と難しい…… 【スポーツナビDo】
練習も終盤。雨も降ってきましたが、小海さん(右)をはじめ皆さんまだまだ元気です 【スポーツナビDo】
走り終えたあとのビールはうまいっ! 【スポーツナビDo】
(取材・文:小野寺彩乃/スポーツナビ)
※「でら子が行く、ランニングクラブ探訪」とは?
「スポーツナビ」唯一の“(ちょっと)走れる編集者”でら子が、さまざまなランニングクラブの練習に参加し、魅力を発見する不定期連載。著者は、陸上とはまったく無縁な音楽一筋(だいたいUKロック)の学生時代を経て、気づけば市民ランナー歴7年目。フルマラソンPB:3時間58分9秒。
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