アラフォー中年のバク転挑戦記・第2弾 動画が威力発揮、マスターまであと一歩?

芸部歩人

何だか体育の時間を思い出す

まずは基本の前転から 【スポーツナビDo】

 まずストレッチから前転・後転といったマット運動、倒立、バランスボールを使ってのエクササイズとクラスは進行。その中で、顔とお腹を壁にぴったりつけるような形での倒立、両サイドに先生がマットを持って立ち、その間を抜けるように行う側転は初めてやりました。参加者同士で背中合わせとなり、片方が手首を持ってお辞儀するようにして後方のパートナーを回転させる疑似バク転も楽しいもので、何だか体育の時間にやった準備運動を思い出させます。

通常の壁を使った逆立ち、日ごろの補強の成果が出た芸部は見事な倒立を見せた 【スポーツナビDo】

顔とお腹を壁にぴったりつけるような形での倒立は初めての体験 【スポーツナビDo】

バランスボールを使ったトレーニングもある 【スポーツナビDo】

 こうして実際のバク転練習へ至る前に様々な運動を行う訳ですが、やはり前回も感じた通り、そうした中でいろいろな技術や感覚を身に着け、その上で初めてバク転が成るようです。まれに運動能力に優れた人がすぐできてしまうケースもあるそうですが、やはりバク転の道は1日にしてならず。凡人はコツコツやって技術と感覚を身に着けていくしかありません。

マットの間を通り抜ける側転も初めての経験だった 【スポーツナビDo】

いよいよバク転の本格的な練習へ 【スポーツナビDo】

 クラスの後半はジャンプ、腕の振りなど、バク転を分解してパート毎に練習。そして先生方に補助してもらい、いよいよ実際のバク転です。

腕の振りは思い切りが必要だ 【スポーツナビDo】

できているのかいないのか、半信半疑のまま

先生の補助付きながら、いざバク転にチャレンジ! 【スポーツナビDo】

 しかし先生お二人に手を添えてもらい何度か回るものの、景色が激しく移り変わることこそ分かりますが、ちゃんと回れているのか、手はしっかりつけているのか、さっぱり分かりません。

「手を見にいくようにして」

「上半身を前に折らない」

 先生の指示も1つを守れば今度は違うところが抜ける、“初心者あるある”な状態です。

繰り返し繰り返しバク転にトライするものの…… 【スポーツナビDo】

 手を添える補助が少しずつ減っていくと、どうにも自転車の補助輪が外された時の、あの不安が蘇ります。それでも無我夢中、できているのかいないのか、半信半疑のままではありますが、繰り返し繰り返しバク転にトライです。

近いうち(年内?)のバク転達成を!

最後はバク転教室に参加していたみなさんとピラミッドの組み体操で記念撮影 【スポーツナビDo】

 そしてここで威力を発揮するのがスマホやタブレットを使っての動画撮影。参加者のみなさんはいつもお互い撮り合っているのか、不肖・芸部も「撮りましょうか?」と申し出を頂き、お願いしてみることにしました。そうすると、できてないところ、自分が思っているのと違う箇所が実によく分かるかと。


 昨年、サーフィンの取材で動画撮影してもらった時にも感じましたが、やはり映像で客観的に確認して、主観的な感覚とのズレ・違いを修正していくのがスポーツにおいては効果的であるようです。

 芸部の場合は後方への腕の振りに勢いがないため、バク転に入るスピードが足りてない様子。回れるか自信がないため、おっかなびっくりになってしまっているようです。

 と、課題・修正点は分かりましたが、それを克服するにはやはり練習しかありません。前よりバク転に近づけた気はしましたが、まだもう何歩か至らず。でも、上達している実感は完成へのモチベーションを高めてくれるもの。動画撮影&確認法を駆使しつつ、近いうち(年内?)のバク転達成を、とあらためて思ったのでした。

ランナーズサロン「LOVESPO TOKYO」楽しいバク転!!

■開催日:
毎週金曜日 18:30〜20:00

■参加費:
ゴールドメンバー 1,000円
タワーメンバー 1,000円
ビジター 2,000円 ※別途施設料金800円頂きます。

■定員:
10名〜15名

■講師:
米盛 正人、村岡 友憲

■対象者:
45歳まで
※それ以外で参加されたい方はスタッフにご相談下さい。

■締切日:
前日21時まで

■内容:
1人1人の基礎体力に合わせて丁寧に基礎からお教え致します。
基礎運動(補強)→講師の補助→徐々に独り立ち☆

■お問い合わせ先:

LOVESPO 東京
TEL:03-3433-5148
MAIL:info@lovespo-tokyo.com

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著者プロフィール

げいぶ・あると。体験系取材を中心に活動し、「2代目スポーツ冒険家」を自称する40代目前ライター。名前は映画『クリフハンガー』の主人公ゲイブ・ウォーカーから

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