正しい姿勢・歩き方で痩せ体質に 美しいモデル体型維持の秘密

AKIKO

正しい立ち方を学ぼう!

【(C)RUSIEstyle】

 それでは、まずは正しい姿勢の立ち方からご紹介します。以下4つのポイントと写真を参考にしながら、姿勢を正してください。最初は壁を使った方が分かりやすいと思います。

【正しい姿勢の立ち方(壁を使う場合)】

(1)壁に4点(かかと、お尻、肩、後頭部)をつけて立つ。
(2)おへそを5cm上に引き上げるイメージを持つ(骨盤底筋群を鍛えることができる)。
(3)お尻を締める。
(4)頭の上から糸で吊られているイメージを持つ。

【(C)RUSIEstyle】

 なお、下の写真のように猫背になって肩が壁につかなかったり、反り腰になって背中&腰と壁の間に隙間が開き過ぎないように気をつけましょう。

正しい姿勢の座り方を学ぼう!

【(C)RUSIEstyle】

 次に、正しい姿勢の座り方です。これは普段の生活はもちろん、次回から紹介していくルーシーダットンをするときの正しい姿勢にもなりますので、しっかりと覚えてくださいね。

【正しい姿勢の座り方(椅子に座る場合)】

(1)椅子に深く腰掛ける。※背もたれにもたれず、腰と背もたれの間にこぶし一個分のスペースを空ける。
(2)両手をおしりの下に入れ、お肉を外側にかき出すと、「坐骨(ざこつ)」」と言う骨が出てくる。この坐骨で上半身を支える。
(3)おへそを5cm上に引き上げるイメージを持つ(骨盤底筋群を鍛えることができる)。
(4)頭の上から糸で吊られているイメージを持つ。

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【正しい姿勢の座り方(あぐらをかく場合)】

(1)あぐらをかいて座る。
(2)両手をおしりの下に入れ、お肉を外側にかき出すと、「坐骨(ざこつ)」」と言う骨が出てくる。この坐骨の上にストーンと座る。
(3)両手で輪っかを作り、ひざの上に置く。

正しい歩き方を学ぼう!

【(C)RUSIEstyle】

 最後に、正しい歩き方をご紹介します。こちらも以下2つのポイントと写真を参考にしながら行ってください。

【正しい歩き方】

(1)正しい姿勢の状態で、腰から「脚」だと思って、大きく一歩踏み出す。
 ※腰から一歩 → かかと → つま先の順で足を床につける。
(2)目線はまっすぐ。
 ※腕を振る際は、前に……ではなく、二の腕を後ろに引くことを意識しましょう。

【(C)RUSIEstyle】

【(C)RUSIEstyle】

 この正しい歩き方というのは、モデルさんの歩き方を参考にしてほしいのですが、いわゆるショーで歩くようなウォーキングではなく、オフのときの歩き方。美しい体型・姿勢のモデルさんは、オフのときもきれいに歩いているんです。

一番ラクな姿勢は全身が使えていない証拠

 さて、正しい姿勢&歩き方はいかがでしたでしょうか?

 正しい姿勢でいると、とてもキツイと思います。それだけ、普段とっている姿勢はみなさんにとって“一番ラクな姿勢”であり、自分のクセがついていたり、全身が使えていない証拠。ですが、常に正しい姿勢を意識するだけで、全身の筋肉をくまなく使うことができるので、それだけでダイエット効果が期待されますよ!

私は元々、ひどい猫背だったのを「このままではいけない!!」の一心で、意識して姿勢を正すようになってから、体型が安定し、変に体重が増えたり……体型が崩れたり……と言ったことがなくなりました。

最初はきついかもしれませんが、それだけ理想の身体に近づいているものだと思って、頑張ってくださいね。

((C)RUSIEstyle)

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著者プロフィール

高校卒業後、日本、海外でモデルとして活動。モデルの仕事がきっかけでタイに渡り、ワットポーでルーシーダットンと出逢う。5年間タイに住み、バンコク、チェンマイでルーシーダットンを修得し、2014年に帰国。 現在は、ルーシーダットンを通して、美と健康意識の底上げに貢献したいと、モデルの経験を生かし独自のエッセンスを取り入れた「ルーシースタイル」のレッスンを展開している。

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