ナタリー・ポートマンも実践! バーオソルで美しく引き締まった体に

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体のラインは細く美しいまま

 女性にとってうれしいのは、バーオソルで鍛えられる筋肉は外側の筋肉ではなく内側、すなわちインナーマッスル。そのため、エクササイズによって外側にゴツゴツとした筋肉がつくことはなく、体のラインは細く美しいまま、健康体に生まれ変わるのだ。

「ゆっくりと体を動かす運動なので、細かい筋肉にも働き掛けています。そして、縮めて伸ばす動きもありますから、柔軟でしなやかな筋肉になる。一石二鳥ですね」と竹田先生。さらに、こんなプラス効果があることも教えてくれた。

「座って行いますから左右均等に鍛えることができますし、腰が悪い人や骨折などケガをしてしまった人のリハビリにもちょうどいい。実際、僕も足首を骨折した時期があったんですが、バーオソルを行うことで復帰が早くなりました」

 バーオソルは現在、本場フランスではプロダンサーはもちろん、スポーツ選手、サーカス団、女優をはじめ、多くのパリジェンヌたちを魅了するなど広く親しまれているエクササイズだという。米国ではあのハリウッドのトップ女優、ナタリー・ポートマンもダイエット法として取り組んだ。

 それでは、バレエダンサーのように美しく、しなやかなボディになれるエクササイズ「バーオソル」は、どのように行えばいいのか。基礎編を竹田先生にレクチャーしていただきました。ここからは動画でどうぞ!

バーオソル基礎編を動画で!





「美しい体を支えているのは内側の筋肉、つまり深層筋(インナーマッスル)。これを鍛えると、体のラインが細いまま縦長になるんですよ」と竹田先生。

 座ったまま、あるいは寝ている姿勢から始められるので運動が苦手な人、バレエはハードルが高いと思う方でも大丈夫。パリジェンヌをとりこにしているバーオソルで、バレエダンサーのような美ボディに生まれ変わろう!

竹田純(たけだ じゅん)

バレエダンサー、バーオソル講師。17歳でバレエを始め、翌年、東京バレエ団に入団。2003年に渡仏し、2年間パリのコンセルバトワールでクラシックバレエ、コンテンポラリーダンスを学ぶ。06年にはビアリッツ国際コンクールで銅メダルを獲得。フランスのリモージュ歌劇場、スロバキア国立劇場、オランダ国立劇場など、数多くのバレエ団に所属した。欧州では、パリコレクションをはじめ、モデルとしても活躍。現在、フィットネススタジオ「六本木ネイチャーボディハウス」でレッスンを行っている。『1日10分でやせられる バーオソル・ダイエット DVD BOOK −バレエダンサーのしなやかな身体の秘密−』(講談社)はシリーズ累計9.5万部のベストセラーとなった。

『全身美人になる! バレエワークアウト』

【学研パブリッシング】

今、欧米で大流行の「バレエワークアウト」。フランスの国立学校でバレエを学び、以降ヨーロッパのバレエ団で活動した著者が、これを日本女性向けに開発。「バレエは敷居が高い」と思っている人でも大丈夫。この“バレエワークアウト”はエッセンスだけを取り入れており、未経験者でも簡単にできます。

すべてバレエ特有の体の使い方を取り入れており、体幹や脚のインナーマッスルを使いながら、ムキムキではないしなやかな筋肉がつき、姿勢がよくなり、ボディラインをほっそり引き締めます。

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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