始発で行こう! 東京にある世界一の山へ 東京生活向上指南 Vol.02
山の先輩たちにはリスペクトを
【写真提供:TOKYOWISE】
山での現実はどうだろうか。ファッション的な山ブームと、膨大なランニング人口からの流入で、山は賑わっている、ようだ。人が増えればマナー違反やトラブルも当然あるのだろう。でも自分としては、正直に言って、「分からない」というのが本当だ。なぜなら始発で行って、そしてさらに数あるコースの中で人が少ないであろうコースを考えて走っているから。
ハイカーの人たちは基本的に(おそらくベテランであればあるほど)、自分の脚力に合わせたコースを予定時間どおりに登って、目的地のピークでお昼ご飯を食べて、そして下山という行動が多い。たとえば、登り4時間コースの場合のスタートは8時。早起きさえすれば、こうしたハイカーの人たちの邪魔をせずに走れるわけだ。
海でも山でも僕たちは、自分たちより前からそこにいた人、経験のある人たちをリスペクトしている。嫌われたくなんかない。気持ちよく遊びたい。あいさつももちろんする。速く行く人はゆっくり行く人を気遣い、下る人は登る人に道を譲る。ゴミなんて捨てるわけもない。
ハイカーの人たちは基本的に(おそらくベテランであればあるほど)、自分の脚力に合わせたコースを予定時間どおりに登って、目的地のピークでお昼ご飯を食べて、そして下山という行動が多い。たとえば、登り4時間コースの場合のスタートは8時。早起きさえすれば、こうしたハイカーの人たちの邪魔をせずに走れるわけだ。
海でも山でも僕たちは、自分たちより前からそこにいた人、経験のある人たちをリスペクトしている。嫌われたくなんかない。気持ちよく遊びたい。あいさつももちろんする。速く行く人はゆっくり行く人を気遣い、下る人は登る人に道を譲る。ゴミなんて捨てるわけもない。
トレイルランニングは間違いなく楽しいし、気持ちいいし、都市生活者のココロとカラダにとってこそ大切な遊びだと思う(その魅力についてはまた別の機会に)。
早起きして、始発電車で行きたい。そうすれば世界一登山者が多い山でも快適に走れる。昼過ぎには下山して、温泉へ。最高にうまいビールを好きなだけ飲む。
全力でやることやりきったのに、まだまだ日は高い。1日は長い。帰りの電車ではこっちが潰れる番だ。
(Text:yasutake iijima)
早起きして、始発電車で行きたい。そうすれば世界一登山者が多い山でも快適に走れる。昼過ぎには下山して、温泉へ。最高にうまいビールを好きなだけ飲む。
全力でやることやりきったのに、まだまだ日は高い。1日は長い。帰りの電車ではこっちが潰れる番だ。
(Text:yasutake iijima)