第7回 試合で活躍する動きを身に付ける フットサル初心者がイケてるプレーヤーに

ガチ禁

ワンツーのパスで攻める

「ボールのないところでの動き」はパスを受ける側ですが、今度はパスを出す側の動きをマスターしましょう。ドリブルをしているときは、常に味方と相手選手の動きを意識し、相手選手が詰めてきたらパスコースを探します。

 味方選手にパスを出したら、自分も素早くパスを受けられる場所に動きます。相手選手を2人のワンツーで抜き去り、シュート。これでゴールが決められれば、味方選手から称賛されること間違いなしです。実戦で使うためには、息の合ったプレーが必要。パスを出して受ける、受けて出すポジションを交互に行うなどして練習を重ねましょう。

 味方選手が受け取りやすいパスの出し方、トラップの仕方などを以前に学びました。そのポイントを思い出して練習します。練習の際はディフェンス役を行ってもらう人も不可欠。チームメートと一緒に切磋琢磨してください。

ゴールのこぼれ球を狙う

【ガチ禁】

 狙ったシュートで得点するのが理想ですが、クロスバーやゴールマウス、ゴールキーパーに阻まれてしまうのは、プロ選手でも当たり前のこと。シュート技術の向上を目指すのはもちろんですが、こぼれ球を狙って走り込む動きも身に付けておきましょう。

 フットサルでは相手ゴールライン近くまで深く切り込んでシュートを打つシーンがよく見られます。その際はゴールのファーを狙うのが鉄則。なぜなら、前回のゴールキーパーのスキルでお伝えしたように、ゴールキーパーはボールとゴールを結んだライン上にポジションを取るため、ゴール近くに体を寄せることになるからです。そうすることで、自分から遠い位置=ファーに空いている部分ができるのです。よって、シュートはファーを狙います。
 ゴールにならない場合、ファーの前あたりにボールがこぼれてきます。それを想定して、味方選手がシュートを打つと同時にトップスピードでゴール前へ駆け込み、こぼれ球に反応しましょう。ゴールが近いので、触ることができれば得点に結びつくはず。ボールから目を離さず、果敢に飛び込むことが成功への近道です。ボールが跳ね返ってくる場所は、どこにどう当たったかによって違ってきますので、いろいろなパターンを身に付けるべく、たくさん練習をしましょう。



 試合前日はリラックスして過ごすこと。イメージトレーニングにいそしむのもいいでしょう。仲間を信じて、自分を信じて、大会デビューを楽しんでくださいね!

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著者プロフィール

フットサル大会でありがちな勝利にこだわったガチなプレーは一切禁止! 勝敗で表彰するのではなく、参加チーム同士の投票とフェアプレーを讃えるグリーンカードの枚数で表彰チームを決定する今までにないフットサル大会。初心者からお子様まで一緒に楽しめるフットサル大会を通して、フットサルの楽しさ、フットサルの気軽さを伝え、プレーヤーを増やしていきます

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