ランニングと恋愛は一緒 “物足りない”ぐらいがいい 走る女優×ランニングアドバイザー対談

デサント

【写真提供:デサント】

 東京マラソンまであとわずか。軽い気持ちでに応募したら当選してしまい、取りあえず道具一式そろえてみたランナーの皆様、今一度立ち止まって考えてみてください。「過去に何度同じ経験をし、何度挫折をしたか」――デサントの調査ではランニングを始めて6カ月以内に辞めてしまう、“燃え尽きたランナー”が67%にものぼることが明らかになっています。

 そこで今回は、「容疑者Xの献身」、ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ)、「ROOKIES」(TBS)等で女優として活躍しながら、3時間42分のマラソン自己ベスト記録を持つ高山都さんと、「週1回のランニングでマラソンは完走できる」の著者、真鍋未央さんの対談を通じて、その解決のヒントを探ります。

ランニングはジムではない、頑張らなくていい

【写真提供:デサント】

――お二人の近くにも、ランが続いた人、続かなかった人、それぞれいたと思うんですが、何かそれぞれに特徴ってありました?

真鍋 やりすぎる人ですかね、続かないのは。ハマっちゃうのはいいんですけど、その反動で、ケガをしたりヒザを痛めたタイミングとかに、それっきり、ポキっと折れちゃうんじゃないですかね? スポーツジムに入会する感覚と似ているのかな? ジムも最初はめちゃくちゃ頑張っていくけど、何かの拍子でめっきりいかなくなるじゃないですか。

高山 私がまさにそれです! 走ることは続いているけど、ジムには全然行ってない!

――たしかに。調査結果でも継続できなかったランナーの24%が、ランニング開始当初、毎日走ってました。逆に継続できているランナーの38%は3日に1回。頑張りすぎないコツってあります?

高山 そのままの答えですけど、走りすぎないとか、やりすぎないこと。レース前とかは、頑張っていいと思いますけど、普段は余力が残るぐらいがいいと思います。「このあとも余裕で遊べるぞ」、みたいな感じでいいんですよ。

「今日は1キロ、距離をのばすぞー」とかではなく、「あ、気づいたらいつもより1キロ多く走っていた、気持ちいいなぁ」と思えるぐらいがいいと思います。

――それでも、ランニングを習慣化することって難しいですよね?

真鍋 そのためにがんばりすぎないことかなぁと思うんですよね。だからチカラを出し切らない。

高山 チカラを次回に繰り越す感じなら続くと思いますよ! ポイントとかじゃないですけど(笑)。

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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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