音楽があるから、僕たちは走り続けられる 走るタワレコ店員×元音楽番組MC対談

デサント

音楽が私に並走してくれているような感じ

【Getty Images】

――あらためてですが、高山さん、邦楽ロックが好きなんですね!

高山 やっぱり日本語の歌詞が好きなので! ちなみに、ランニング専用のセットリストもつくってますよ! やっぱり、練習でもマラソンを走る時でも、モチベーションを保ってくれるものって音楽なんですよね!

 5時間ぐらいのプレイリストをつくって、それをシャッフルで聞くんです。普通の再生だと、次に何がくるか覚えちゃいますけど、シャッフルだと出会う楽しみがあります。それにそのリストの曲は基本、歌詞が前向きだったり、闘争心を煽ってくれるので元気が出るんです。

 昨年の名古屋ウィメンズマラソンでベストタイムを更新できたのも音楽のおかげですね。実は、足も疲労骨折していて。でも練習の時から支えてくれた音楽があったから、ゴールできたし、おまけに3時間42分という素晴らしいタイムでゴールできたのかなって。

――では最後に。お二人にとって、走る時の音楽の存在とは?

高山 相方です。レースも練習も、音楽がなかったら、絶対無理ですね。気持ちのコンディショニング方法として、一番にあたるのが音楽だと思うので。そのおかげで最後まで心が折れずにゴールできるのかなと。

 だから私は、靴と音楽があれば、いつ、どこでも走れます。いつも一緒のパートナーなのかな。音楽が私に並走してくれているような感じですね。

――では、走るタワレコ店員、吉田さんは?

吉田 今、自分の状況を計ってくれるツール、それが音楽かもしれないですね。気持ちいい時はその気持ちよさにひたりたいし、苦しい時は苦しい時に聞く曲を聴きたい。心の鏡っていうのかなと思うんですよね。

 走っている時間って、自分のコンディションと向き合う時間でもあるので、走っている時に聴きたくなる曲で自分の状態もわかるというか。うん、今の自分の心とカラダがどんな状態なのか、音楽が教えてくれているのかもしれません。

――非常に面白い話がうかがえた時間でした! 高山さん、吉田さん、今日はありがとうございました!

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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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