ゴルフ脳を鍛えよう! IQゴルフのススメ

NANO association編集部

【Getty Images】

 アマチュアゴルファーの“ゴルフ”に向き合う時間は限られています。あるトップアマは、「限られた時間の中でゴルフに向き合い、練習時間の少なさを理由にはしたくない……」とつぶやいていました。

“球を打つ”だけが練習ではなく、体力巧者がうまいのがゴルフではありません。考え方、向き合い方、そのすべてがゴルフに必要なマネジメントです。マネジメントを知れば、ゴルフ脳は鍛えられるんです!

プロの確率は?

 アマチュアゴルファーが、18ホールラウンドするなかで、果たして何回ナイスショットが打てるのか? 例えばプロのスタッツを見てみると、パーオン率が70%を超えれば、そのラウンド、その試合が「上出来だった」とプロは口をそろえて言うはずです(2014年国内男子ツアーを通じて70%以上は2人だけ/日本ゴルフツアー機構データより)。

 また、フェアウェイキープ率(フェアウェイをとらえた回数÷ティーショット回数 ※パー3を除く)を見てみると、2014年国内男子ツアーを通じて、トップ10の選手で61〜69%。ちなみに、片山晋呉は53.04%なんです。つまり、あの、曲がらないという印象の強い片山晋呉でさえ、10回に半分はフェアウェイを外しているのです。

アマチュアは?

 アマチュアゴルファーはどうでしょうか。毎年フジサンケイクラシックが行われる富士桜カントリークラブを例に見てみると、パーオン率は20.19%(ゴルフネットワークプラスアプリより)、試合のあった4日間でのプロは59.786%でした。つまり、アマチュアは5回に1回しかパーオンしていないのです。

 ちなみにアマチュアのリカバリー率(パーオンしなかった時、そのホールをパーで上がるか、それ以上のスコアで上がる確率)は、富士桜CCの場合で8.2%。つまり、10回に1回も寄っていないのです。もちろん技術の差はあるはずで、その技術は練習量の差でもあると思います。しかし、本当にそれだけなのでしょうか?

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著者プロフィール

国内外のスポーツを取材し、さまざまなメディアに向けてコンテンツを発信している少数精鋭TEAM。スポーツを軸としたマーケティング事業、国内はもとより世界を舞台にした取材・コンサルティングやイベント事務局、アプルーバル事業、販促グッズやキャラクター商品のプロデュース、あらゆる媒体を駆使したプロモーションをプロジェクトとして行っている

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