ももクロトレでマッチョボディに! 45歳で体脂肪率9%のプロに聞く

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時間は自分で作るもの

トレーニングを継続するコツ、それは「本人のやる気次第だ!」 【スポーツナビ】

 45歳にして体脂肪率は驚異の9%! 年齢をまったく感じさせないバッキバキのマッスルボディを誇る現役プロアスリートがいる。新日本プロレスの邪道選手だ。もともと鍛え抜かれた肉体に定評があった邪道選手は、年末年始にかけての約3カ月でさらに15キロを減量。ますます“カッコいい体”に磨きをかけた。
 男子に生まれたからにはマッチョボディは永遠の憧れ。どうすれば邪道選手のようなコンプリートな体になれるのか、突撃取材をしてきました!

「要は自分のやる気次第。本人次第だな」

 年間300日以上トレーニングをしているという邪道選手。筋トレ方法の前に、トレーニングを継続できる秘訣がないかを尋ねたところ、こんな答えが返ってきた。いくら効果的なトレーニングがあったとしても、それを続けることができなければ意味がない。たぶん、僕ら一般人にとってトレーニングにおける一番の壁は“継続できるかどうか”にあると思うんです。

「よく『邪道選手みたいな体になりたい』『やせたい』と言われるけど、そんなもんは自分のやる気次第なんですよ。『時間がない』という言葉もよく聞きますが、時間は自分で作るもの。だって、時間がないと言いながらも寝る時間はあるんでしょ? 『時間がない、時間がない』ってばかり言ってるヤツを見ると、『あぁ、コイツはやせねぇな』って思いますよ。もちろん、寝る時間を削ってまで仕事している人は仕方がないかもしれないですが、だいたい畳一枚あればトレーニングなんてできるんですから。本人のやる気次第ですよ!」

 ヒールらしく、キツイ言葉をいきなりビッシビシ浴びせてきた邪道選手。けれど、言っていることは至極正論だ。マッチョボディを手に入れるのに楽な近道なんてない。あるのは地道な努力と、それを支えるやる気である。

大切なのは「摂取カロリーの把握」

大事なのは自身のカロリー消費量を知ること 【Getty Images】

 ただ、一念発起でいくらトレーニングを始めたとしても、暴飲暴食でそれ以上のカロリー過多になってはやせない。トレーニングを始める前に、カロリー摂取量を考えることが重要であり、またやせるためには手っ取り早くて簡単な方法だと邪道選手は説きます。

「1日の摂取カロリーから、基礎代謝カロリーとトレーニングで消費するカロリーを引いて、それがマイナスになればいい。それを続けていけばやせていきますよ」

 邪道選手の場合、1日の摂取カロリーは1200カロリーと決めており、300カロリーずつ4食に分けて摂っているという。具体的には以下の通りだ。

朝食=パスタ30g+ノンオイルのツナ缶2個
昼食=サブウェイのサンドイッチ
練習後=オートミールのプロテイン
夕食=ツナ缶2個+たまねぎ1個+キャベツ200gをオリーブオイルで炒めたもの

 これがとある1日の邪道選手の食事メニューだ。ツナ缶は低カロリー、高タンパク質なところがおススメで、白米はほとんど食べないとのこと。

「ただ、オレのメニュー自体はあんまりおススメできないなぁ(笑)。それよりも自分の摂取カロリーをよく理解すること。オレはいつもカロリーブックを持ち歩いているし、今はコンビニで売っている食材でも、ちゃんとカロリー表示がされていますからね」

 なるほど、なるほど。まずは食事からしっかり見直しましょうということですね。さらに大事なこととして、「決まった時間に決まった量だけ食べる」。仕事の種類によっては時間通りの食生活がなかなか難しい人もいると思うが、これはできるだけ実践したいところだ。

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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