ももクロライブはDoスポーツだ! 全力応援で全力エクササイズ

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労働スクワットですぐに体はあったまーりん

 そしてオープニングナンバーとして流れたのはクリスマスらしく『僕等のセンチュリー』。続けて『ミライボウル』『労働讃歌』『サラバ、愛しき悲しみたちよ』とアガる曲をこれでもかと投入。特に『労働讃歌』のサビでのスクワットは文字通りの全身運動なので、このライブ中の最低気温4.9℃という極寒の中でもすぐに体はあったまーりんでした。

 そんなこんなで最初のブロックが終わり、メンバーの自己紹介でももちろん全力。『GOUNN』『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』とこれまたハイテンション曲の連続でアイアイサー!と思ったら、しっとりと『空のカーテン』。そして、地上に舞い降りた天使・Twinkle5もゲスト出演してくれて、仮面ライダーWが大好きな僕としては、若菜姫ことユズリンこと飛鳥凛ちゃんにも力の限りペンライトを振って声援を送るわけです。

 NYヤンキース・田中マー君が楽天時代の昨シーズン登板時に使用した『DNA狂詩曲』を経て中盤戦に差し掛かると、待ってましたの『Chai Maxx』でサビを全力振りコピ。『サンタさん』のれにちゃんマジックショーでド肝を抜かれたと思ったら、トロッコに乗ってスタンド席まで来てくれたももクロちゃんたちの笑顔に魂を持っていかれました(僕の席はスタンドB席の5列目だったので、本当に間近でももクロちゃんを拝見することができたのです)。

 メンバーがステージに戻ると、ここでついに来ました『行くぜっ!怪盗少女』。コール、サビの振りコピと、今、自分が持てるパワーをすべて出し尽くし、冬はやっぱりコレですよの『白い風』で本編は終了。いえいえ、まだまだ終わりません。むしろ、ここからが本番でした。

1日半ほどの活動を4時間でクリア

ライブ終了後、池袋まで移動してからの確認になってしまいましたが、ドン!この数値!! 【スポーツナビ】

 休まず「アンコール」を送り続け、『overture』で“腕よ、もげろ”とばかりにペンライトを振り、『黒い週末』に歓喜のメロイックサイン。そして南国ピーナッツさんの国立ライブ発表で球場内の熱量は沸点を超えたのです。メンバーが涙ながらに、時には涙で歌えなくなった『あの空へ向かって』で僕も涙腺が決壊。あんなに美しい涙を僕は見たことがない。そして最後にももクロちゃん、モノノフさんみんなで歌った『スターダストセレナーデ』は一生の思い出になりました。

 メンバーそれぞれのあいさつでもう1つ泣かされ、われらがリーダー・百田夏菜子さんの「一兆返しだ!」で最後の最後に笑わされ……と、泣いて笑っての感動フィナーレ。4時間に及んだライブの素晴らしい余韻と、体から湯気が立ち上るくらい動いた後の心地よい疲労感に包まれ、西武ドームを後にしました。――完――

 あ、そうじゃない。FuelBandだ。お恥ずかしい限りですが、すっかりとこの実験のことを忘れてしまい、思い出したのは池袋に着いてから。なので、ライブ中に増えた正確な数値を測ることはできなかったのですが、まあ、家に着くまでがライブだからと言い訳しつつ、ポチッとな!
「6206」

 これはすごい! ライブ中にだいたい4000ぐらい増えたわけですから、1日半ほどの活動を4時間のうちに軽くクリアしてしまったではないですか! ちなみに後日、3キロほど走ってみたんですが、増えた数値は1100くらいだったので、ももクロちゃんライブはいかに活動量を消費するかということが分かるというものです。

ライブ後は気持ちがいいくらいに腹が減る

この日の推定消費カロリーは「1502」とのことだ 【スポーツナビ】

 もちろん、今回使ったバンドは手首につけるものですから、ペンライトをぶんぶんと振る動きには敏感に反応するでしょうし、このライブ応援の運動量が10キロのランニングに匹敵するなんてことは言いません。でも、目いっぱい振った腕だけじゃなく、数日後もしばらく足パンパーンだったこと、なによりライブ後は決まって気持ちいいくらいにお腹が減ることを照らし合わせてみれば、やっぱり結論としては「ももクロちゃんのライブはスポーツだ!」ということです。
 チケットがなかなか取れないという難点はあるにせよ、ももクロちゃんライブでエクササイズ、もしくはライブに行けなくてもブルーレイ・DVDを見て応援しながらエクササイズなんていかがでしょうか? 十分な運動になりますし、何よりとっても楽しいですよ。

 というわけでして、目前に迫った3月15日&16日の国立ライブに向けて、ブルーレイを見ながら今から肩を作りますか!

(取材・文:森永淳洋/スポーツナビ)

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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